こんにちは!Motiongraphicker 2018 WINTER CAMPの土曜クラス・受講生の相澤です。

今回は、ワークス・リフト講座「チューン・オブ・モーション」についてのブログです。このワークス・リフト講座は2日間連続の講座で、特に「音と連動した動き」にフォーカスした講座です。これまでの授業で、理解しきれなかった内容についての補足もあり、卒制に向けてやる気(だけ)が高まりました…!

まず、1日目の授業内容をご紹介。最初に自己紹介。というのも、ワークス・リフト講座は普段自分が通っていた曜日とは別の曜日の受講生の方、すでに何年か前に卒業されてる方等、様々な方がいらっしゃるのです。講師は山本輔先生。TAは甲賀さん、畔上さん、安部さんと三人体制。受講生も講師チームも普段より人数が多く賑やかに始まりました。

さて、授業です。まずは、「言葉・動作による伝達」の可能性と限界を知るための面白いワークです。以下2つのお題でした。

・言葉だけ、身振り手振りなしで自分の家の間取りを伝える
・紙に書いてある「〇〇が~する瞬間」を身振り手振りのみで伝える


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実際やってみると…自分の頭の中ではイメージが出来上がってるのですが、それを限られた手段で相手にも同じようにイメージさせる、ということがなんと上手くいかないことか!笑 自分がイメージする空間や動作を相手に伝える、というのはまさにモーショングラフィックスの肝でもあるわけですが、改めて難しいものに手を出してしまったなあという気分になりました…汗


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続いて、モーショングラフィックスにおいての重要ポイントがまとめられた「The Basics of Motion Design」という動画の紹介。その動画に沿って、大事なポイントをいくつか教えていただきました。より自然界の動きに近い違和感のない動きを表現すること、モーショングラフィックスは位置・スケール・回転・不透明度・イージングの4つの要素でほぼできていて、あくまでエフェクトはそれを補完する手段であること…等々。


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そして、ミニ・グループワーク。あらかじめ用意された電球の素材を使って、明るくすぐつく電球を表現するというもの。これも、頭の中ではイメージがつきやすいです。カチッと押したらパッとつく、を表現するだけなのに、それを短い時間でモーションで表現するとなると難題でした。


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午前中の授業が終わり、恒例のお弁当の時間。これもあと2回か…。


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さて、午後の授業です。まずはTA畔上さんのレクチャー。畔上さんが受講生だった時の卒制を元に、「音と連動するモーション」をどのように作るか、というお話。



どのような手順で作業していったか、制作にどれぐらいの時間をかけたか、実際の作品のプロジェクトファイルを見ながら説明していただきました。音の編集ソフト、音素材を探せるサイトや参考の動画もご紹介いただき、まさに現在進行形で卒制制作中の私にはとても参考になりました。


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そして1日目最後のワークは、音に合わせて素材を実際に動かしてみよう!です。超簡単に言いますと、動かしたい素材のスケール等をサウンドに紐付けてエクスプレッションでちょっと細かい動きを調整する、というそれだけでなんとなくそれっぽい動きが表現できるお得な技です。これは使えるな~と思いました。


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チューン・オブ・モーション、かなり盛りだくさんな内容でした。それでは、次回は2日目授業紹介です~!

 

( Writer:受講生・相澤 宏子さん )