モーショングラフィッカーのセッションも今日が最終日。
日曜日の朝に学校に行くのは非日常というか、充実感があったから最終日ってちょっと寂しい。

日本地図上をカメラワークをつけ、ズームした場所でピンが浮き上がるっていうものです。静止画像(例えばイラレ・フォトショップデータなど)に動きを付けていくのが基本的な作業なんだなー、と、みなさん分かってきた感じです。


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まずはピンから作ります。
あらかじめ作ってもらっているピンの画像を地面から飛び出すように効果を付けて、さらに影も付けます。


このピンを日本地図に置きます。

最後にカメラワークを付けます。ヌルオブジェクトという効果を挟むと、ダイナミックな動きを付けられて、複雑な演出もやりやすいそうです。

これで日本列島を見おろし、複数の地点を飛び回れる映像ができあがりです。平面の画像が立体的になり、奥深い表現ができるようになりました。


 

お昼ご飯の「ロケ弁」はお肉、お魚、お野菜メインという3種類の選択肢が!今回受講している人の年齢層が幅広いから、心遣いがうれしかったです。

ロケじゃないのに「ロケ弁」という名前を付けている演出がこのスクールの特徴。特別なご飯を食べているような気になります。


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午後はこれまで学んだことを引き出せる2人1組での作業です。
素材となる画像を加工するもの。方法は自由です。時間は2時間。
自分たちができることと、センスとチームワーク力が問われますね。


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私と組んだ方は、学校だけでなく独学も熱心で集中力が高く、短時間で「これをやろう、このグラフはいらない」と瞬時に判断して手を動かしていらっしゃいました。


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周りの方たちは「左半分はあなた、私は右半分作業します」など分業して、あとで合わせる作業をしていらっしゃいました。こうすればみんなが作業できますね。


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2時間の作業のあとは、高瀬先生によるレビュー。
それぞれの作品が個性的で「あれってどうやったの?」という質問や「このやり方が速かったんだねー」など感想がアクティブに出ました。


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レビューで私が気に入ったのはこの作品。習った内容がいくつも使われていて、お手本のようでした。


私たちの作品は、結構独創的です。


これで4回のセッションが終わりました。あと2週間かけて卒業作品を作ります。


( Writer:受講生・山田智子さん )