数年前からでペットの猫を撮影していますが、ここ最近、持っているカメラに動画機能があることに気が付き、動画を撮影し始めたところでした。そこで動画を撮るのであれば、もっとその技術と見せ方まで勉強したいと思ったことが、BYNDのドアを叩くきっかけとなりました。ほぼ思いつきでBYNDを訪れた後は、卒業まで怒涛のごとくでした。

ナビゲーターの大野さんの説明でAftereEffectsとPremiereProの存在を知り、このソフトでそんなことができるんだ~と感動し、もしかして街やテレビや映画で見かけるあれこれは、こういうモノを使ってつくるのかな?と、なんとなく分かったつもりになりました。そして受講の日程を聞けば次の日から始まるとのこと。1ヶ月で動画がつくれるようになるなんて魔法みたい!と興奮ついでに、これまた思いつきでモーショングラフィッカーとビデオグラファーの2コースとも受講することに決めました。

以前はクリエイティブな世界、デジタルの世界とはかけ離れた仕事をしていたため、恥ずかしながらIllustratorやPhotoshopが何をするものなのかを知ったのも数年前。実は携帯電話も通話機能さえあれば十分で、PCも10年以上前のものでも何の支障もない、SNSも使いこなせないほどのアナログ人間なのです。そんな人がなぜ受講しようと思ったの?というぐらい、私の場違い度はこれまでの受講生の中でも群を抜いていたかもしれません。

案の定、初日にソフトの操作方法に入ったとたん、先生の言葉が頭に入ってこない、かろうじて耳に入ってきても理解するまでにタイムラグが生じるという現象に驚きました。カタカナの名称が聞きなれない言葉ばかりで、まるで他の言語を聞いているかのよう。一日が終わるころには、ずっとマラソンをしていたかのようにヘトヘトでした。脳みそだけではなく、10年使い続けていたPCも限界で、ついには再生できなくなってしまったことも痛手でした。

このように、始めのうちはヤバイところにきちゃったような気がしたものの、授業はとても楽しく、コースが終了するころには、魔法みたいと思っていた以前の私から考えると、本当に魔法が使えるようになりました。モーショングラフィッカーコースの終盤に新調したPCも、毎日感動するくらい気持ちよく動いてくれています。

受講生の誰よりもデジタルの基礎がなく、理解速度が遅かった私が、こんなにドキドキワクワクする夏を過ごせたのは、山本先生の授業の内容がとても面白いだけではなく、常に生徒の一人一人に気を配ってくださっていたこと、テクニカルアドバイザーの方に気軽に質問できる環境があったからではないでしょうか。

山本先生はじめBYNDの皆さんからいただいたことは、動画制作の技術はもちろんですが、動画が社会に貢献しているという思いです。 猫の動画をなんとかしたいと覗いてみた世界でしたが、意外と深くて広い世界が広がっていました。今では、動画で感動を届けられるものを作りたい、そのような技術を磨きたいと考えています。制作があまりにも楽しかったことに加え、このツールが世の中の平和に貢献できるツールの一つだと気が付いたので、終了課題発表後、職場でその思いを語り、動画制作部を立ち上げました。そして早速仕事も入ってきています。 今まさにスタート地点に立ったばかり。まだまだ未熟ではありますが、これから制作に携わる動画を通して、平和な社会や文化の発展に貢献できますように。

このような機会を得て新しいチャネルに目をむけることができたこと、刺激的で楽しい時間が過ごせたことを、先生方、スタッフの方々に心から感謝いたします。

BYNDER:TOMOMI N.
COURSE:モーショングラフィッカー/チューン・オブ・モーション/ビデオグラファー(2018 SUMMER CAMP)
WORKS:モーショングラフィッカー/ビデオグラファー