グラフィックデザイナーとして活動をしていましたが、表現の幅を広げたく独学で動画制作に取り組んでいました。当初はネット上の過剰なくらいに溢れかえった情報から見よう見まねで制作していましたが、一向に上達している気配がないため、しっかりと基礎から動画制作を学べる場を探していました。

探す際に重視したポイントは、アプリケーションの操作方法だけに重点を置かず、演出面もしっかりとフォローしてくれているところ。BYNDはその条件にぴったりなカリキュラムだったので選びました。

BYNDは、単にカリキュラムを消化するだけではなく、先生や様々な経歴を持つ受講生とのコミュニケーションの中で、他人の感性や発想の源をリアルタイムで聞け、自身の動画演出のテクニックやアイデアにフィードバックしやすい環境があります。その貴重な体験が、カリキュラムに肉付けされオリジナルの分厚いガイドブックが仕上がっていくような感覚は、オンライン講座やマニュアル本では経験できない大きな魅力だと実感しました。

動画制作の入口からナビゲートしてもらえば「自分にも出来るかも」と自信が付き、優良な動画作品を紹介してもらえば「自分も創りたい」と創作意欲を掻き立たてられ、余談で気になる小技を教えてもらえば「自分で調べよう」と自発的に学べるチカラを身に付いていて、その先のさらなる動画制作への好奇心や探究心をも植え付けてもらえます。

こんなにもひたすらに熱中した3ヶ月間を過ごしたのは久しぶりで、全ての講座が修了が近づくにつれ寂しさが増してきました。修了したら、きっと燃え尽きてしばらく動画制作はしなくなるなと思っていましたが、修了課題を終えたときには、寂しさと同時に自分の力不足を痛感し、さらにやるべきことが見えてきました。今後はもっと人に求められるようなモノを目指し、とにかくひたすらに創り続けます。

BYNDER:TSUYOSHI H. 
COURSE:ビデオグラファー/モーショングラフィッカー/スケッチ・フォー・ビデオ/チューン・オブ・モーション(2018 AUTUMN CAMP)
WORKS:ビデオグラファー/モーショングラフィッカー