私は、主にラジオ制作や店内放送の作成など、音に関わる仕事をしている小さな会社に勤めているのですが、社長の「これからは動画の時代だ!」という方針のもと、“動画制作”という新規事業へ参入しよう、ということになりました。

しかし私も社長も、動画制作について全く何も知りません。また、独学でやるにしてもどこから始めればいいか、何を信じて学んでいけばいいのかわかりませんし、会社としても早く実績を残したいところなので、悠長なことは言っていられません。

そこで、短期で動画制作の専門学校に行こう、ということになりました。そしてネットで検索していたところ、BYNDがヒットしました。

まず何より、1ヶ月間で動画制作が学べることに驚きました!BYNDなら、普段の仕事をしながらでも通えますし、「とにかくまずは、最初の一歩を踏み出さないと!」と思っていたので、受講を即決しました。

私は日曜日のクラスに通っていましたが、そこは約15人のクラスでした。心強かったのが、そのほとんどが仕事をしながら通っている人だった、ということです。これは本当に、受講や課題をやっていく上で大きなモチベーションの一つになったと思います。

「今回の課題、どうでした?」「いやぁ、仕事の合間にやるしかないから、あんまり時間が取れなくて……」「ですよね〜」などといった会話をしたのを覚えています。そんな言葉とは逆に、みんなかなりのクオリティのものを作ってきていたので、それもまた私のやる気を保つ一つの要素となりました。普段の仕事の合間を縫って動画制作の勉強しているのは自分だけじゃないと思えたことで、大変でしたが1ヶ月間、仕事と勉強の両立ができたのだと思います。

全くの初心者でも安心してBYNDに通えるポイントは、3つあると私は思っています。

(1つめ)
受講中、講師の他に、常に3人のTAの人が教室内を回っており、分からなければその場ですぐに聞けることです。講義中でも、いつでも質問がしやすい雰囲気でしたので、気兼ねなく質問していました。

(2つめ)
受講後に毎回「その日に講義で学んだ内容を、講師がとても細かく解説した動画」が受講生に配布されるというものです。これにより、いつでも講義でやった内容を振り返ることができました。

(3つめ)
講義が終わった後でも、わからないことがあればいつでもFacebook上で質問することができる点です。これも、とても心強かったです。

そして、これだけは特にみなさんにお伝えしたいです。BYNDでは1ヶ月後に、卒業した後に自分の名刺代わりになるような動画を作る、というコンセプトのもと、「卒業制作」があるのですが、これは本当に真剣にやったほうがいいと思います!

正直、受講する前は「全くの動画制作初心者の状態から、1ヶ月後に作品なんて作れるわけないじゃん。動画の作り方さえ学ぶことができれば、それでいいんだけど……」と思っていました。

しかし、「動画作品を作りきる」という体験は、本当に自信につながります。仮に作り方だけ学んで、卒業後に
実際に一人で動画を作っていくとなると、絶対にダレますし、「1ヶ月間で本当に作れるようになってるのかな……」という疑念をいつまでも抱え続けることになるかもしれません。

しかし、1ヶ月間で動画作品を作りきるということは、限られた時間の中で、嫌が応にも作っていかなければ絶対に達成できないことです。逆に言えば、1ヶ月後には必ず、自分の成果が“目に見える形”となって現れます。

「そんなの、当たり前のことじゃん」と思うかもしれませんが、全くの初心者の状態で受講した1ヶ月後に、自分の名刺代わりになる動画が手元にあるというのは、本当に凄いことだと思います。卒業制作、これが一番BYNDを受講してよかったと思った点でした。

今後は、自分の会社の新規事業として、企業や自治体のPR動画などを作っていければな、と思っています。

 

BYNDER:KOKI T.
COURSE:モーショングラフィッカー(2019 SPRING CAMP)
WORKS:モーショングラフィッカー