トンネルを抜け、緑が揺れる小道を歩いたら、真っ白な教室がありました。

9月14日くもり。今日は「一眼動画シューティングキャンプ」の一日目です。
買ったばかりの一眼レフや愛用のカメラを持って、心を弾ませながら続々と集まった12人。
真っ白な教室に負けないくらい、ピカピカな笑顔をしたみなさんとの楽しい授業が始まりました。

 

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…なんて、ちょっと可愛い書き方してみたかった塚田です。
いつもの青山ではなく、今回は初のBYND神宮。教室がおしゃれに白すぎて、荒んだ心しか持っていない私でさえも、純粋無垢な心を取り戻せた気分になりましたが、どうやら気のせいみたいなので、いつも通り書きます。笑

 

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BYNDや授業についての簡単な説明からスタート。そのあと、ビデオグラファーで一緒だった顔なじみだけでなく、この講座だけを受けるという初対面な人もいたので、各々の自己紹介をしました。年齢も職業もバラバラで、すでに知識豊富なはずのカメラマンさんもいて、講義を受ける理由も十人十色でした。面白いものが見られそうな予感しかしませんでした。

 

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この講座の最終目標は、「良い動画素材が撮影できるようになること」。

そのために、最初に必要なものといえば、基礎です。
1コマ目の授業は、ISO感度、F値、シャッタースピードなど、カメラの基礎的な説明がありました。

 

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それらをほぼ理解していないのに、知ってますよオーラを出しながら、いつもドヤ顔でカメラマンの近くをうろついているデザイナーの私ですが、やっと本気のドヤ顔を披露できる気がします。一刻千金、やっぱり基礎は大事です。

1コマ目最後の10分間で、好きなように撮影しました。
みんなとても楽しそうでした。

 

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2コマ目は、「固定して撮ること」を勉強。
カメラは、きちんと構図が決まった状態で固定し、動かさずに撮影することがいかに大切であるかを学んでから、40分間で自由に撮影します。

 

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三脚の扱いが案外難しくて、四苦八苦。教室の外の景色は情報量が多く、なかなか良さげな構図が見つからなくて、七難八苦。さすがコンクリートジャングル東京。電線邪魔だけど、これも勉強。そんなしょうもない韻を踏みながら、とりあえず撮影をしていたら、あっという間にタイムリミットになりました。もちろん、その後の講評では、電線邪魔だねと言われ、七転八起の精神が召喚しかけたところで、お弁当の時間になりました。

今日は、mildonのmilven donburi。弁当でさえもオシャレかとツッコミを入れつつ、せっかくの一期一会なので、周りの人とおしゃべりしながら楽しく食べました。

 

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3コマ目。人物撮影です。
2人1組になって、相手を撮ります。「フォーカス」を合わせることを学んで、いざ撮影。

 

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カメラの小さな画面だとフォーカスが合っているのかよくわからず、なかなか感覚がつかめないけど、人物を撮るのは楽しいものです。講評で発表された作品たちも表情や動きにアイディアがあって、四方八方で楽しく撮影していたのが簡単に想像でき、私の荒んだ心も癒されました。

 

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4コマ目は水の撮影。
3コマ目と同じ相方と組んで、ダイナミクスのある水を撮影します。

 

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シャッタースピードの応用知識を学び、二人三脚で水槽の中の水を暴れさせます。みなさんがんばって撮影しており、キレイに気泡を撮影できているグループが多く、なおかつ面白さもあり、楽しい作品たちが講評されていきました。二の位まで四捨五入したら、みんな百点満点な動画だったのではないでしょうか。お陰様で、私の心も白さを通り越して、水のように透明なピュアさを取り戻せた気がしました。もちろん気のせいです。

 

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カメラと撮影に慣れることができました。
一眼を学べて、みんなでワイワイと撮影でき、講評まで貰える一石三鳥の教室で、明日も真っ白でおしゃれな空間に負けないくらい、キラキラと楽しく、無邪気に面白い動画を撮影したいと思います。

 

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(Writer:受講生・塚田めぐみさん)