HLYWD TIPS[ハリウッド・ティップス]|クリエイターの仕事・発想コラム


recent post

archives


スペシャリストかゼネラリストか、それが問題だ。

June 02, 2011

■■ コラムVOL.84
■■ スペシャリストかゼネラリストか、それが問題だ。
 
高く飛ぶかもめイメージ

 
・スペシャリスト| 専門性が高い業務に携わり、特化したスキルをもつ
・ゼネラリスト | 幅広く業務に携わり、多様な知見を持つ
 
これら二つの意味には色々な見解があると思いますが、おおよそこの様に
捉える人が多いのではないかと思います。また、私たちがクリエイター
とともにキャリアデザインの話をするときに、分かりやすい共通言語として
使用することも多くあります。
 
そこで今回は、各界著名人を例にとり、スペシャリストとゼネラリストに
ついて語られた記事をご紹介します。ソフトウェア開発者であり、
神秘思想家/芸術愛好家の肩書きをもつKay氏のブログから
「スペシャリストから始める」です。
 
<以下、引用>
 
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
 
スペシャリストでなければ、決してゼネラリストにはなれない。
 
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
 
ソニーの創業者は井深大さんと、盛田昭夫さんであるが「技術の井深、
営業の盛田」と言われることがあった。盛田さんは大阪大学の物理を
出ているが、自分が物理屋としては全く通用しないことを認めていた。
大学がそれほどの価値があるものとは考えておらず、ソニーの入社試験で、
卒業校名の記入を廃止させたこともあった。
 
ビル・ゲイツはハーバード大に入学するも、ほとんど講義に出たことはなく、
すぐソフトウェアビジネスに専念するようになった。スティーブ・
ジョブズやラリー・エリソンらも大学中退。ゲイツと共にマイクロソフトを
創業したポール・アレン、ジョブズと共にアップルを創業したスティーブ・
ウォズニアックは、ソニー流に言えば「技術のアレン」「技術のウォズ」で
あったが、彼らも大学中退である。
 
一方、ソフトブレーン創業者の宋文洲さんは大学院以上の学歴を重視
しており、ソフトブレーンは高学歴者揃いだ。宋さん自身が日本に来て
北海道大学大学院で博士号を取得している。彼は技術も営業も抜群であり、
さらに経営の達人になったというわけだ。
 
スペシャリストとゼネラリストという言葉がある。
 
ゼネラリストという言葉を、専門的には何も出来ない人と誤解されることも
あるが、これは、1つの分野に専念しないという意味であり、優れた
ゼネラリストは、多くの分野で下手なスペシャリストに勝るものである。
 
ビル・ゲイツなどは、特に若い頃は天才プログラマーと言われていて、
それはそうなのかもしれないが、彼に「あなたのプログラマーとしての
実績は何か?」と聞くと、「8080BASICをあげるしかない」と言った
ようである。8080BASICとは、現在のパソコンと比較にならないくらい
低性能な時代の、極めてシンプルなBASIC言語である。
 
ゲイツはソフト開発技術者としては早々に引退していた。しかし、
ごく最近に至るまで(マイクロソフト退社まで)、彼はチーフアーキテクト
の肩書きを保った。チーフアーキテクトとは、的確な和訳は難しいが、
ソフトウェアで言えば機能的なデザインを決定する立場と言って良いと思う。
ゲイツはゼネラリストと言えると思うが、スペシャリストであるからこその
ゼネラリストである。
 
そして、スペシャリストでなければ、決してゼネラリストにはなれない。
 
ジャイアント馬場さんが、「なぜプロレス一筋でやってきたのか?」と問われ、
「有体に言えば、他に何も出来ないから」と答えられていたのが印象深い。
しかし実際は彼はプロモーター(興行主)としても超一流で、偉大な経営者、
プロデューサーだった。プロレスラーで言えば、実際の実力は世界一だった
のではとまで言われたカナダのジョージ・ゴーディエンコは、怪我で引退
してから、一流の画家になっている。
 
一芸を磨けば、たとえ、それがお金にならなくても、時代遅れになったと
しても、そんなことは問題にならない大切なものを得られる。それは多分、
「かもめのジョナサン」にあった、「高く飛ぶかもめほど遠くを見通せる」
ということだ。
 
(引用元)ITスペシャリストが語る芸術–The Kay Notes–
https://www.kaynotes.com/archives/3372738.html

 
—–
 
さて、いかがでしょうか?
その他、引用元記事にはこのような文章もあります。
 
“ 優れた経営者は、自分では「俺は何にもできないから社長やってんだ」
と言うが、実際は、極めて特別な能力を磨いているものである。ただ、
それが世間でいう専門でないことも多い。例えば、実際的な心理学とか、
ひょっとしたら、超能力ということもあるかもしれない。”
 
スペシャリスト/専門といった言葉を聞くと、よりテクニカルなものを
想像してしまいがちですが、必ずしもそうではなく「特別な能力」という
ような、もっと大枠での捉え方ができるのではないかと思っています。
 
― 高く飛ぶかもめほど遠くを見通せる ―
自分ならではの”特別な力”を磨ける、スペシャリストでありたいものです。
 




pagetop


infomation

HLYWD AGENT

BYND

hlywd blog

tips

コワーカーズエリア

tokyodive

ネタリウム


Copyright(c)HLYWD AGENT JAPAN INC. All Rights Reserved.