HLYWD TIPS[ハリウッド・ティップス]|クリエイターの仕事・発想コラム


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「需要があって斬新」なアイディアの出し方

November 17, 2011

■■ コラムVOL.108
■■ 「需要があって斬新」なアイディアの出し方
 


 
仕事における「斬新かつ、需要がある企画」とは、
すなわち「お金を生み出せる企画」。
 
クリエイティブに携わる皆さんも、一度や二度は
「良いアイディアを生みだす力が欲しい!」と思うことが
あるのではないでしょうか?また、売れる企画には斬新さと
需要のバランスが大切。これは本当に難しいものですよね。
 
そこで今回は、知り合いのアートディレクターから教えてもらった
ブログ記事をご紹介します。ガジェット好きの34歳、ゲームや
ツール製品、Webサービスの設計業務を中心に独立系ソフト会社
の社長兼チーフクリエイティブオフィサーを務めるshi3z氏のはてな
ダイアリーより『「良い企画」の条件または「良い斬新」とはなにか』
をご紹介したいと思います。
 
 
<以下、引用>
 
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
 
「良い企画」の条件 または「良い斬新」とはなにか
 
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
 
 
企画の立て方を人に教えるのは相変わらず難しいな、と
思った。特に「良い企画」を立てるのはとても難しい。
 
そこであくまで僕が、「良い企画」だと思うものの
条件を述べてみたいと思う。
 
一般に素人ほど、そして若いほど、「良い企画」とは
「斬新な企画」だと思いがちだ。確かに「斬新な企画」
がいい企画の条件のひとつである。ところが、素人が
「斬新な企画」と思っているものほど、いい企画から
かけ離れていくことが多い。
 
「斬新な企画」を「今まで誰も見たことが
無いような企画」だと誤解していることが多い。
 
そもそも「斬新」とは何だろうか。
Yahoo辞書によれば、「発想が独自で、それまでに全く
類のないさま。」だという。文字に着目すると「斬って
新しい」となる。だから僕はこれを単なる新しさではなく、
「斬り口の新しさ」だと思うことにしている。
 
企画の根幹を決めるのは「コンセプト」と呼ばれるものだ。
コンセプトの定義にもいろいろあるが、僕はとりあえず
「テーマ+斬り口」だと教えることにしている。テーマとは
たとえばサッカーだとか、野球だとか、なんでもいいんだ
けどそういう、誰もが知っているありふれたものだ。
そこに「斬り口」を導入することで別のものにしてしまう。
すなわち独創性だ。
 
たとえば「サッカーゲーム」というのを作ろうとした時、
ある斬り口からは、「サッカーゲームとは選手を操作する
アクションゲームである」というコンセプトが生まれる。
「球団を経営するゲームである」という斬り口もある。
別の斬り口からは「熱き友情を交わすチームワークの
物語である」というコンセプトもうまれる。
 
しかし、素人が「斬新な企画」を考えようとするとき、
斬り口ではなく「テーマ」の方を斬新にしたがる。
そのほうが目新しく見える、と思いがちなのだ。
 
もちろんテーマそのものが新しく同時に斬り口も新しいと
いうゲームがヒットしたことがなくはないが、それは超絶な
ウルトラCなので、素人がいきなり手を出せる領域ではない。
緻密な計算と時代の文脈にきちんと乗っているのである。
 
これはあらゆる企画について言えることだ。
 
売れる企画の場合、まず売れるテーマがあって、
そこに新しい斬り口を導入する。それか、
売りたいテーマがあって、そこに売れる斬り口を導入する。
この2パターンしかない。
 
だから新しいテーマを導入する場合はよほどの勝算がないと
導入されない。既存のテーマに新しい斬り口を持ち込むと、
すごい傑作になることがある。だから企画書を僕に送って
くる時はね「テーマ」か「斬り口」どっちかがありふれてて
解りやすいものを送ってくるようにして欲しい。それに
もちろん、テーマよりも「斬り口」が新しいほうが遥かに
「良い企画」になる可能性は高まる。
 
さらに重要なのは、「テーマ」と「斬り口」、どちらかが
新しくなったとしても、「楽しみ方」の基本は変えないこと。
 
料理と同じで、「よーし、誰も食べたことないものつくって
やろう」と思って「アリゲーターのホイル焼き」みたいなもの
を持って来ても、食べれる人少ないし、あと、意外とみんな
知らないだけで、アリゲーター食べる地方はけっこうあったりしてね。
「美味しさ」や「味わい方」は一緒。それにプラスαというの
がいい。そういう意味では「ひつまぶし」なんかは凄くいい企画
(料理)と言えるよね。たんなる「うな丼」に、薬味とだし汁を
足して、食べ方を指示する「ソフト」が追加されただけなのに、
すごく美味しくて楽しめるからね。
 
 
(引用元)Keep Crazy;shi3zの日記@shi3z
『「良い企画」の条件 または「良い斬新」とはなにか』
https://d.hatena.ne.jp/shi3z/20111112/1321057463

 
—–
 
さて、いかがでしょうか?
 
なかなか自分のアイディアが採用されないという人、コレ!と
いう企画が描けない人にぜひ読んでいただきたいエントリーです。




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