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ぼくが考える「ダメな会社の法則」

May 29, 2014

■■ コラムVOL.232
■■ ぼくが考える「ダメな会社の法則」




| ぼくが考える「ダメな会社の法則」 |


皆さんは「 お金 」に対して
どんなイメージをもっていますか?

カネの話は汚い、とか?
「 金儲け = 悪 」とか?

その逆に、

稼ぐことこそ仕事の醍醐味
そんな風に考えている人も、
いるかもしれませんね。

そこで今回は、個人や会社からあつめたお金(ファンド)を
運用するプロの投資家・ファンドマネージャーである藤野英人
さんが語る「投資」と「はたらくこと」をテーマにした講義の
内容を転載したいと思います。

藤野さんが考える「ダメな会社の法則」が紹介されています。


<以下、転載・引用>

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

社員の写真が、ちゃんと出ているか出ていないか。

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ぼくが独自に考えている「ダメな会社の法則」
っていうのがいくつかあるんですけれど、
1つだけご紹介しますね。


「自社のウェブサイトに社長の写真が
 載っていない会社は要注意」


ぼくは、そういうところに
その会社が大切にしていることが
意図せずに表れていると思っています。


たとえば、こちらの
ゴールドマン・サックスという証券会社の
役員のページをご覧ください。
かっこいいですよね。
きっと、このポートレートは
一流のカメラマンに撮ってもらってると思います。

経営者はよく、
「わたしたちの会社は社員を大切にしています。
 社員は『人財』です。
 『人財』の財は、材料の『材』ではなく、
 財産の『財』なんです」
ということを話しますね。

いいこと言うなぁと思って、
そういう会社のアニュアルレポートを見てみると、
社員はひとりも映っていなくて、
工場のパイプとかがバーンと載ってるんですよ。
人じゃなくてパイプが大事なんじゃないか! と。
アニュアルレポートを見れば、
こういう嘘はすぐにばれるんですね。

ぼくね、かっこいいなぁと思ったのが、
3年くらい前のブラジル・リオのチーム写真なんですよ。
社員みんなで映ってるんですけど、
前のほうに、ビシッとモップを持ってるおじさんが映ってて。
その姿がほんとうにかっこいいんです。
きっとね、「この角度のほうがかっこよく見える!」とか
言いながら撮ったんだと思います。

その写真からは、
ゴールドマン・サックスは人で成り立っていて、
このモップを持っているおじさんだって
ゴールドマン・サックスなんだ、という
誇りやプライドを感じました。


短期的な利益が上がるか下がるかということは、
言ってしまえば、どうでもいいことなんです。
それよりも、
社員の写真が見えるところに
ちゃんと出ているか出ていないか。
こういうことが、ものすごく大事なんです。

だから、ぼくはアニュアルレポートでは
登場する社員数を数えるようにしています(笑)。

それと同じように、
日本の時価総額上位200位の会社のウェブサイトに
社長と役員の写真があるかどうかを調べました。
社長と役員の写真がどちらも載っている会社は49社で、
両方とも載っていない会社は7社でした。
残りの144社は、社長の写真だけという会社です。

リーマンショック以降の株価を見てみると‥‥。
社長と役員の写真が載っている会社の株価は
リーマンショック後、66%のプラス。
社長だけの写真が載っている会社は、30%のプラス。
1、2ポイントの差だったら誤差かな、と思いますが、
実際には、その差36ポイントなので、
誤差とは考えられません。
ここまで差がはっきり出るとは、
ぼくもびっくりしました。


それで、次は社長の挨拶文の主語に
「私」「私たち」をつかっているかいないかを
調べました(笑)。

挨拶文に「私はこう思う」「私はそう考える」というふうに
書いてあることって、すごく少ないんですよ。だいたいは
「当社は~」とか「弊社は~」とか、会社が主語になっていたり、
主語がないものもけっこうあるんですね。主語がない文章は
受動態で書かれていて、当事者意識がまるでないんですよ。


ぼくは、投資においてなんのテクニックも持っていません。
こういう本質的なところを大事にしている会社に
投資をしているだけなんです。

真面目にお客さんと向き合って、
真面目に経営をしている会社は
ちゃんと利益を出して、株式市場で評価されます。

こういう会社を訪問して、社長さんとお話しすると、
お客さんのことをきちんと考えていて、
社員のことを愛しているんですね。

そういう人に投資をして、日本の将来に賭けてみる。
そういうことが、
ぼくらが考えている株式投資というものなんです。


◇◇◇転載元:ほぼ日刊イトイ新聞
「どうして投資をするんだろう?」
 第5回 社員の顔が見える会社。
https://www.1101.com/fujino/2014-05-20.html

—-


さて、いかがでしょうか?

この他にも、藤野さんの著書”投資家が「お金」よりも
大切にしていること(星海社新書)”紹介文の中には、

「お金」について考えることは、
「働き方」や「生き方」を真剣に考えることと同じ。

といった言葉も。
合わせて見ると、なるほど、納得でした。


さて!あと3日で5月も終わり、刻一刻と夏に近付いています。
これからの季節、気温がグンと上がってきますので体調の管理
には十分気をつけていきたいところです。またキャリアへの迷い
や不安など、心の管理・整理をするときは、ぜひHLYWDをご活用
くださいね!

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