こんにちは。春キャンプモーショングラフィッカーTAの山本です。
今回は、モーショングラフィッカーのワークス・リフト講座でチューン・オブ・モーション2日目の様子をお届けします!
この日はまず、前日のアンケートにあった先生への質問の回答から。
オススメのプラグインや、チュートリアルを紹介してもらったり、
前日の授業を掘り下げたモーションの解説などをしてもらいました。
僕は、一番最初に買ったプラグインがTrapcodeのParticularで、
「懐かしいな〜」
と思いながら聞いていたんですが、
Afterの醍醐味のひとつって、「プラグインで機能が拡張できること」だと思います。
例えば、Particularなんかは、
After標準のパーティクルではできない「細かい動きの設定」ができたり、
「パーティクルからパーティクルを出したり」など、
いろんな表現を可能にしてくれます。
Trapcode Particular – Red Giant
ただ、値段がそこそこするし、年に一度はアップデートするんで、
なんやかんやお金がかかるのも事実。。
僕もプラグインを買うために、しょっちゅう朝食を抜いたりして節約を重ねてきました。。
(←×ただ起きれないだけ)
皆さんももし気になるプラグインがあったら、デモ版などをぜひ試してみてください。
とっても表現の幅が広がりますよ!!
と、プラグインの話はさておき、
次に、音楽と連動したアニメーションの作り方を学びました。
音楽をキーフレームに変換し、他のパラメーターと繋げて、
音の強弱に合わせてスケールが変化するアニメーションを作ります。
「あれ、動かない。。」
何回コードを見返してもあってるはずなのに、エラーが出てしまい、
次第にみんながざわつき始めます。。
すると、先生のお手本テキストの一文字が間違っていることが発覚!!
一文字でもコードが間違っていたら、ちゃんと動かないんですね。。
僕は、Webデザイナーを少しやっていた時期があって、
その時にコーディング(Webサイトのプログラミングのようなもの)に苦しめられた時期があって、それ以来、プログラムのような文字が大嫌いなんですが、
音と連動させるアニメーションを作るにはこれは避けて通れません。。
しばらくは、エクスプレッションの克服が必要みたいです。。orz
でも、完成した動きを見ると、音にピッタリ合うって気持ちいい!
ちゃんと音と動きがあったアニメーションって見ていて楽しくなります!
この日のお昼は、3種類のお弁当から選ぶ形式でした。
選ぶ形式のロケ弁は、どれも美味しそうなので毎回本当に悩みます。。笑
午後からは、2人一組になってのグループワーク。
習ったことをおさらいしつつ、既存のロゴに音と連動したアニメーションをつけていきます。
アニメーションの案をお互い出しつつ、試行錯誤しながら時間ギリギリで提出!
うまくいかなかった点もありますが、最後に和やかな雰囲気でみんなの作品を鑑賞しました。
真面目にやっているんですが、毎回一つは爆笑になるチームがあるんですよね。笑
見終わった後に、みんなのデータを見てお互いのアニメーションを解説しました。
最後は、音とモーションがあった映像ということでVJのソフトの紹介がありました。
フリーで公開されている素材のクオリティの高さに驚きました。。(笑)
いつか僕も、VJデビューしてみたいと思いました!
2日間のワークス・リフト講座を終えて、
音と動きの連動性について深く学べた2日間でした。
また、抽象的なものを言語化すること、動きの中に演出を入れることなど、
たくさんのことを学べたので、少しずつ自分の中で消化して、作品作りに生かしていこうと思います。
まずは、来週末の卒業制作発表が楽しみです!
( Writer:受講生・山本 裕公さん )