皆さん、こんにちは。
モーショングラフィッカー水曜クラス ブログ担当の林健太郎です。
過去に参加された方から、全4回のモーショングラフィッカークラスの中でも一番過酷なのがこの第2回目だと聞いていたので、この日は多少緊張気味にクラスに参加したのですが、その結果は・・・やっぱり過酷でした!
私の場合、普段のクラスではちょっと気づいたことをメモしたり、クラスの雰囲気を写メに収めたりする程度の余裕があるのですが、今回はそんなこと忘れてしまうぐらい情報量満載でスピードも早く、とにかく真剣に集中して取り組みました。
こういうヒリヒリした感じも嫌いではないです。「オレ、学んでる!!」みたいな高揚感がありました。
そして、この日の学びの中で一番印象残ったのがモーショングラフィックの根底にある考え方です。
モーショングラッフィクの場合、ビデオカメラで実際に撮影して作る映像とは違って、図形や文字・静止画に制作者が自ら動きをつけることで動画に仕上げていきます。
つまり、すべての動きを自分で作らなければいけないということ。
今回、タスク先生に教わったことは「モーショングラッフィックはなるべく自然の動きを模倣して作る」ということでした。
例えば、木の葉が揺れる動きや、ボールが地面に落ちてバウンドする様など、規則的に同じ動きを繰り返すわけではなく、同じように見えてある時は動きが小さかったり、急にスピードが早くなったりと、動きが变化しますよね。
そういった自然の動きを再現できればできるほど、映像がリアルに見えてくる。
確かに、ここを考えることは大事だなと思いました。
そして、先ほどお話したリアルな動きを再現するために欠かせないのはスコアと呼ばれる、いわゆる設計図。どんな素材をいつ、どのように動かすのか、それをどう連携させるのか。事前に明確なイメージを持って設計することで狙った動きが実現できるんですよね。これはコースを受ける前には全く知らなかったことでした。
動画制作が面白くて奥深いのは、「技術」と「センス」の両方が要求されるところ。ソフトの使い方を覚えただけではカッコイイ作品は作れないかも知れない。他の人の作った作品を見たりしながらセンスを磨く、そんなこともこの先必要になりそうです。
クラスの最後にタスク先生から「もうこれで皆さんはどんな作品でも作れるだけの基礎知識がある」と言われ、ホントに?と思いつつも、先生にそう言われると少し信じられるような気もしつつ。。
次のクラスまでにいくつか簡単な動画を作ってみようと心に決めました。
(Writer:受講生・林健太郎さん)