とうとう、セッションとしては最終回となってしまいました!
最近は、卒業制作をどうしようと妄想が膨らむオオハシです。
今日は、振替で他の曜日を受けられる方が多いようで、5名のこじんまりとした人数で開始です。
今日は、まず、実際にお仕事として動画制作をするとしたら、どのようなフローで制作が進められるのか、どんなドキュメントを作りながらクライアントや制作スタッフ陣と意志共有をしていくのかが語られました。企画書やシナリオ案や絵コンテ、香盤表など、映像制作を進める上で欠かせないドキュメントの実例も見ながらのお話しになりました。
その後、2人1組になって、クライアントのオーダーとターゲットを想定して、動画を制作してみるグループワークです。課題は「高校生をターゲットにインスタでバズる30秒以内のMV」。アイディアをまとめて、絵コンテにし、香盤表を作成。そのドキュメントで輔先生にOKをもらってから撮影に取り組みます。撮影手法や撮影香盤に無理があれば、輔先生のツッコミがあります。
その前にランチ。今日は用賀GRILLのお弁当。ハンバーグやチキンフリットなど3種類から。とは言え、今日ばかりはその後の撮影を気にしながら、ちょっと急いでいただきます。
さて、お昼ご飯を終え、撮影を開始します。実際にやってみると、10分くらいで撮れるだろうと思ったカットが全くその時間では撮れず、みるみる香盤表に対して撮影が押していく結果に・・・・・・。しかも今日は少ないとは言え、3組の撮影が同じ場所で行われるので、とにかく交錯する、交錯する。でも、みんな譲り合いながら撮影を進めました。
撮影を終えると編集に残された時間は20分ほど。時間が来て、輔先生が声をかけるも、みんな聞こえないふり(笑)いつまでもそうはしていられず、なんとか置きたい場所に使いたいクリップだけを並べた動画で、無念の提出となりました。
今日、勉強になったのは、以下のような事ごとです。
①詰めるべき物事を詰めるべきタイミングで詰めておくこと。
②映像を撮る目と人間の目は違う。
③何事も思っているよりも時間がかかる。
④いい絵さえ撮れれば、並べていくだけでも良いものができる。
ビデオグラファーのコースは、「撮る」ことより、「編集する」ことに主眼があるのですが、やっぱり先ずはもっともっとカメラといいお友達になりたいなと思いました。
少し脇道にそれますが、水曜日、土曜日、日曜日の3つの曜日で開催されているビデオグラファーのセッションですが、私は土曜日を選んで正解だったかなと思っています。平日サラリーマンの身としては、本当は土曜日は朝寝坊したいところなのですが、土曜日の朝に頑張ってしまえれば、土曜日の夜や日曜日などにどこかで時間を見つけてゆっくり課題や復習ができるからです。
さて、次回は2週間間が空いて、卒業制作の提出と発表会を残すのみ。撮りたいものが、2パターンあって、どちらかに絞れずにまだ迷っているのですが、じっくり考えて、あるいはやってみて決めようかなと思います。
(Writer:受講生・大橋瑞穂さん)