プログラマーとして仕事ではアプリケーションの開発を行っています。最近、コーディングだけでなくアプリのUIやエフェクトなどを作ることもあったのですが、かっこよかったり、気持ちのよかったりするアニメーションはどのように作れば良いのか、度々悩むことがありました。
また、元々アニメーション制作に興味があってAfterEffectsを持ってはいたのですが、どこから手をつけていけばいいかわからず、独学も長く続きませんでした。一度プロの方に効率よく使い方を教わりたいという思いから講座を探した結果、見つけたのがBYNDのモーショングラフィッカーコースでした。
BYNDを選んだ一番の理由は、一月半ほどの短い期間で一通りのことを学べることです。仕事もあるため長く時間は割けない上、一度飽きてしまった経験のある自分にとっては、短期間で集中してできるのは魅力でした。また、周りにAEやデザインについて聞ける人がいなかったので、通いのクラスに行くことでそういった知り合いを増やしたいという気持ちもありました。
若干人見知りする癖があるので最初の授業は少し不安でしたが、授業では常に質問がOKだったりグループワークがあったりと、コミュニケーションが生まれやすくなるような工夫がされていて、自然と打ち解けることができました。先生やスタッフの方々もとてもフレンドリーで、質問攻めにあいながらも一つ一つ丁寧に答えてくださってとてもありがたかったです。AEの機能の説明以上に、作業を効率よく行うコツなどを教えてもらえたのも良かったです。
カリキュラムの最後には、一人1つ動画作品を作って発表する場があります。あまり洗練されたものにならなくて、全員の前で発表するのが少し恥ずかしかったですが、自分の作った作品をぶつけて直接感想をもらえるのはなかなかない貴重な体験でした。それこそ創作の醍醐味なのかなと思います。発表会で特に感じたのですが、本当に色々なバックグラウンドを持つ方がいるなということで、自分では思いもつかないような作品やアイデアを見られたのはとても刺激になったし、面白かったです。音楽を自作されている方も結構いて、音楽制作なんて到底無理だと思っていたけど自分も少しやってみようかな?という気持ちになりました。
まだまだ知らないことは多いですし、今後も動画制作を続けていかなければ意味がないですが、始める1歩目としてとても良い環境だったと思います。1歩目ができたんだから2歩目3歩目もいけるんじゃなかろうか…そんな気持ちになれたので、これからも継続して作品を作って腕を磨いていけたらと思っています。
BYNDER:TOTARO N.
COURSE:モーショングラフィッカー/チューン・オブ・モーション(2018 AUTUMN CAMP)
WORKS:モーショングラフィッカー