美大ではメディアアートの勉強(グラフィック・映像・CG・インタラクティブ等々)をしていましたが、卒業後はBtoBの大手繊維商社へデザイナーとして入社し、Tシャツなど繊維商品へプリントするグラフィック制作を主に行っておりました。
2年が経ち、今年の夏に学生時代の経験を活かすべく転職をして、デジタルクリエーション業界にデザイナーとして戻ってきたのですが、グラフィックだけでなく幅広い知識と実力が求められる業界なので、ブランクやスキルの足りていない分野をスクール通学で補うという一種のプロジェクトを、上司の理解のもと実行しています。その中の1つがBYNDでした。
WEBやプログラミング系のオンラインスクールなど、他にも並行して受けている講座がありましたが、その中でBYNDに強く感じたのはオンラインではなく、直接学べる事(オフライン)の贅沢でした。他の生徒さんとの交流はもちろんですが、講師の方々と直接お話できるので柔軟な受講が可能で、自分の意欲次第で多くを学べます。
AEを全く触った事のない方も多くいらっしゃったので、正直、初めは新しく得るものってあるのかな….と不安がありました。しかし、カリキュラム以外の質問や、話の脱線、他の生徒さんの質問、グループワークなどインプットの機会が沢山あり徐々に不安は無くなりました。また、私のようにほとんど独学で勉強されている方にとっても、答え合わせになるような講座で、さらに効率的な裏技なども教えていただけるので、ステップアップできたと感じられました。
今後は、社内での実務貢献はもちろんですが、小さい頃から制作活動を行っている身としては、社会に出てから自分個人の表現活動を模索しているので、そちらでも活かしたいと考えています。特に卒業制作では、AEに対する恐怖心が消失し、動くことによりグラフィック表現の奥行きをより感じることができ、それが楽しくて仕方ありませんでした。この感覚は表現者としてはとても貴重な体験なので(基本苦しみばかりなので笑)自分の得意な表現領域に取り入れて、進化していきたいと思います!
BYNDER:TSUGUMI I.
COURSE:モーショングラフィッカー/チューン・オブ・モーション(2018 AUTUMN CAMP)
WORKS:モーショングラフィッカー