私は普段、企業向けのコーチングや研修などをしています。動画はこれまで「視聴者」として関わり続けてきたのですが、ここ最近、企業研修でも動画コンテンツを使うような時代になってきて、自分も「作り手」として動画が作れるようになりたいなと、しばらく前から密かに思っていました。
2018年の秋ごろ、そんな思いを形にしようという一大決心をしました。そして、どのスクールに通おうかとネット検索を始めたときにたどり着いたのがBYNDのサイトでした。いろんなスクールがある中で、BYNDのコンセプトは他と一線を画し、短期間で必要な分だけ学べるというスタイルが気に入りました。サイトに掲載されている受講生の作品を眺めていくと「ホントにこれが作れるようになるの?」と思わずにはいられないような動画が沢山掲載されていたのも受講のきっかけになりました。
今回私が特に興味があったのがビデオグラファーのコースです。実写をつなぎ合わせて作る映像ってどんな風に作るんだろう、という強い好奇心に背中を押されワクワクしながら初日の教室のドアを開けたことを覚えています。プロとして実際にご自身も映像を作られている先生から教えてもらうことに喜びを感じました。先生の「実際に現場ではどう使っているのか」というお話が実に有益で、学んではすぐに使って覚えるということを夢中で繰り返した4週間でした。
その後に受けたモーショングラフィッカーのコースでは、先に学んだビデオグラファーの映像をよりキレイに仕上げることを目的に参加しましたが、テロップの文字を動かしたり、グラフを動かしたり、いわゆる「リッチな映像コンテンツ」に仕上げることに本当に役立ちました。スタッフの皆さまやテクニカルアドバイザーの皆さまも本当に優しくて、いつでも助けれくれるので、迷うことや困ることが少なく、本当に快適な学びだったことも忘れずにお伝えしておきたいことの一つです。
私の場合は、自分のビジネスや趣味として動画が作れればそれで満足という目的でBYNDに通いましたので、あまり動画ビジネスを展開していくということは視野に入れていませんでした。しかし、つい先日、私の動画を見たというお客様からお声がかかり「ウチの動画を作ってくれないか」というご依頼がありました。これには正直ビックリしました。「私まだそんなレベルじゃないので」なんて思ったりもしましたが、これは裏返せば、BYNDで超高速学習した内容が秀逸で、この短期間でプロデビューしても大丈夫な場所まで連れて行ってくれたということなんだと思います。
必要な技術は学んだ!あとは私の研鑽次第。動画の作り手として1本1本精魂込めて意味のある映像を世の中に残していきたいと思います。
BYNDER:KENTARO H.
COURSE:モーショングラフィッカー/チューン・オブ・モーション/ビデオグラファー/スケッチ・フォー・ビデオ(2019 WINTER CAMP/2018 AUTUMN CAMP)
WORKS:モーショングラフィッカー/ビデオグラファー