11年間、家電量販店の売場で販売をしていましたが、動画事業の活発化を見越して社内人員募集があった機会に、広告宣伝部に異動になりました。想像していたより本格的な撮影機材や編集環境に驚き、これは基礎から順を追って学ばねばと思いました。そんなときに、一ヶ月という短期間でいろはが学べるBYNDに出会いました。

ウェブ上でのセミナーなどもたくさんある中で、BYNDを選んだ理由は3つです。1つ目は「実際に自身のパソコンをスタジオに持込み、他の受講者と共に受けられる点」。聞きたいときに、画面を見てその場で解決出来るスピード感は現場ならでは。自分では疑問に思っていない、潜在的な疑問に出会え、習熟度が深まると思いました。2つ目は「卒業生の作品のクオリティの高さ」。適度に高い目標は刺激とやる気と希望になると思いました。3つ目は「説明会でのナビゲーター大野さんのお人柄」。仕事で抱えてる問題点や、受講に際しての不安や、持っていく機材の相談にも全て快く、こちらに寄り添ってカバーしてくださいました。

受講の感想としては、輔先生の授業は『やって見せる』と、『言葉』でそれ以下でもそれ以上でもない的確な説明によって繰り広げられていて、聞いていて全てがすっと腑に落ちる感覚がありました。また、印象的だったのが同教室のメンバーとペアになってのワークです。自分が理解していないこと、『わかっているつもり』は言葉にして教えることが出来ませんし、共通認識を探り合う作業や摺り合わせて妥協点を見出していくことも、表現者としてこれから撮影や編集と並んで大切なことだと認識しました。人に教えることが学習定着率の高い手段だと身を持って体感しました。

他に印象的だったのは「チャレンジ」(ホームワーク)に対して輔先生は一度たりとも『否定』をしませんでした。初めて作ったモノも人も認め、その上で、業界現役のスキル、ノウハウを魅せて下さり、引き上げてくださるところに信頼感が強固になった人は多いのではないかと思います。

今後については、仕事で動画の編集をする機会が出てきますので、BYNDで学んだ基礎を活かして多くの作品を世に出していきたいです。仕事以外にも友人からの依頼ごとや、VLOG等、動画の撮影、編集をライフスタイルの一部として楽しく向き合っていこうと思います。

BYNDER:ATSUSHI Y.
COURSE:一眼動画シューティングキャンプ/ビデオグラファー(2019 SPRING CAMP)
WORKS:ビデオグラファー