芸術の秋。そう言われるようになって今年で101年らしいのですが、秋といえば、真っ先に食欲の秋が思い浮かぶ、花より団子の塚田です。

9月29日。ついにワークスプレビューの日がやってまいりました！
いつもと違って、電気が消えていて暗く、低めの机と椅子が仲良さそうに並んでいる教室には、お酒やお菓子がたくさん。





みんなでワイワイ騒げる、小さな映画館に来たような気分になり、私は始まる前からポップコーンとコーラのごとく、サンドイッチと酒を飲み食べし、食欲の秋を満喫しました。

卒業制作が終わって、ホッとした表情の仲間たちが続々と集まっていきます。
「自信ない」などと各所でボヤきが聞こえてきて、「これは、あれだな、テスト勉強やってないって言ってたくせに、100点とっちゃうやつだな」と荒んだ心で推理していたら、オープニングパーティが始まりました。





またもやボヤきが聞こえてきたので、「はいはい、そんなこと言って、めっちゃ良いの作ってきてるんでしょ」と、時間と共に楽しみ度はレベルアップしていって、永遠に続いてしまいそうな楽しいおしゃべりをたくさんしました。

どんなにボヤいていてもワークスプレビューは、やってきます。
最後の発表会のはじまり、はじまりです。
土曜日クラスメンバー12人全員、私は勝手に感想を書きたいと思います。
このブログを読んでくれている、心が広くて優しいみなさんに、私からの短いラブレターです。返事はいりません。本当にいりません。笑





まず土曜日メンバートップバッター、Sさん。
いい女と猫という、ほぼ何もせずとも見栄えするものに甘んじず、とてもキレイにオシャレに撮っていて、終始見とれてしまいました。もっと見ていたかったと思いました。

Sくん。
何気ない景色をキレイに切り取れるセンスもテーマもとても素敵だと思いました。ちゃんと考えられて白黒加工をしたものっていいなあって改めて思いました。





Iくん。
世界観の作り方がとてもキレイで、お花畑にシャボン玉とか、演出美しすぎでしょ。最高です。キレイな世界をキレイに撮れるのほんとスゴイです。

Rくん。
私はあまり行かない街なのだけど、懐かしい気持ちになりました。そこが好きな作者のフィルターで景色をキレイに詰めてくれたおかげだと思います。今度ちゃんと行ってみます！





Yさん。
最初からカッコいい映画のような雰囲気にワクワクでした。まさかのオチで、絵作りだけじゃなく、笑いのセンスも素晴らしいとニヤニヤが止まりませんでした。

Kさん。
木を削る音がそんなにもキレイなものだとは知りませんでした。ストレス解消に定期的に見たい動画だと思いました。てゆうか多分ほぼほぼ毎日見ると思います。

Tさん。
良い表情が何度も現れていて、いい撮影の仕方をしたんだろうなと思いました。動画はコミュニケーションだと先生は言っていたけど、こういうことかと納得しました。





Oさん。
コラージュしたみたいな遊び心満載の動画で、いろいろ深読みできて、想像するのがとても楽しかったです。ほぼモノだけを使って、物語を作れるのスゴイと思います。

Mくん。
最初から爆笑です。笑いすぎて涙出ました。人を楽しませられるの、スゴイと思います。後に続く思い出動画も良かったです。友情最高。次回作も楽しみにしています。

Nさん。
オシャレで面白いとか最強ですか。ストーリーも世界観もとてもセンス良くて、演出もとても好きだと思いました。ぜひシリーズ化してください。





Kさん。
キレイな景色が詰め込まれた宝箱を見ているようでした。そこに一度も行ったことないけれど、一緒に旅行をしているような気がして、とても楽しかったです。

圧倒的票数で優勝したFさん。
最初から、「え？ここ本当に映画館だっけ？」と思えるようなクオリティの絵が流れていて、ずっと見ていたいと思えました。全部のシーンがオシャレで、その絵がつくれるキレイな目を持っていること、とても素敵だと思います。

そんなこんなで、私はみなさんに、実はテスト勉強ちゃんとやってて100点とっちゃった系の素敵な裏切りをね、見事に楽しく面白くおしゃれに、されたわけなんですけど。笑

本当に楽しくて、BYNDのワークスプレビューという映画館があるのなら、毎日通いつめたろうかと思ってしまうほどでした。
食欲の秋もいいけれど、芸術の秋もこれからはちゃんと見ようと決心しました。

そして、卒業証書授与。
みなさん、目がとても生き生きとしていて、私はこの空間にいられていることを誇りに思いました。








学校は恥をかく場所だと思います。
たとえば、クオリティに納得してなくても、途中までしかやってなくても、それで提出してしまえばいい。わからないことは堂々とわからないと言ってしまえばいい。
なんでも許してくれるし、改善点まで丁寧に教えてくれる。
だって、できないから、わからないから、そこにいるんだもの。
仕事をしているだけじゃ出会えないような仲間ができ、
知識だけじゃなく、面白い話もたくさん聞けて、
平気で恥をかける場所で、一緒に成長できる。

そう、BYNDならね。





すみません、調子に乗って文章を長くしてしまったので、
一旦、CM挟みました。笑

さて、最後に。
親愛なるみなさま
またお会いできることと、みなさんの動画作品がまた見られることをとても楽しみにしています。
先生、TAのみなさん、運営のみなさん、お世話になりました。
とっても楽しい時間をありがとうございました。

では、エンジョイ、動画ライフ！


（Writer：受講生・塚田めぐみさん）