こんにちは。シューティングラボ神宮、2回目がやってまいりました!TA水口です。
今日は先週の課題だった、「街のベストショット」の発表から授業が始まりました。どうやって撮ろうかなと考えながら生活して、その後に他の人の撮影した物を見ることがいつも楽しく感じます。その人が綺麗と思った物を見るのは、いつもワクワクしてしまいます。
最初は資料を使いながら、3つのことを学びました。
・主役を引き立たせるために物をどのような配置や色にするか。
・構図をシェイプで捉える。
・視線誘導はどのように作られるか。
それぞれのワークを行った後はディスカッションの時間もありました。一つの構図を自分と違う視点でみた人の意見を聞ける機会はなかなかないように思うので新鮮でした。ここで学んだことを、普段見ているもので置き換えると、また多くの発見がありそうです。
その後はBYNDが選ぶ参考動画を見ながら、構図や手持ちの撮影、全体をどのようなことを考え作っていったかを、輔先生とナビゲーター文田さんの視点で解説。
そして、手持ち撮影「オービット」のワークをしました。2人ペアにわかれて各グループ、お昼前後の40分ずつを使い、参考動画をそっくり真似るというワークです。手持ちなので思うようにカメラが動いてくれません。小刻みに揺れる画面…、スピードが速いなぁ…、うつっている人が持っているスマホの角度がなんか違う…、ピントが合ってない…、そんなことを心の中でぶつぶつ呟きながら、撮影の回数を重ねます。
最初の40分の撮影を終えたら、お楽しみのお昼です。台風の予報でしたが雨は降らず、晴れとまではいかないまでもバルコニーでご飯をいただくことができました。先週よりも会話に華が咲いた気がします。
お昼後はワークの続きを撮影。持っているスマホの位置、背中が画面をどれくらい占めるか、それによってどのように物事を伝えるか。撮影したデータを、実際にPCに読み込んで確認するとまた新たな発見も。ボケ具合や、持っているスマホの角度によって、伝わる情報量がこんなに違うんですね。人間の脳みそが判断しているんでしょうか。カメラのモニターで見るのと、大きな画面で見るのとでは違うことを実感。合っていると思っていたピントが合っていなかったり、なんてことも。
こうやって試行錯誤して一つのものを作る過程が好きです。こだわるとキリがないと思いますが、それをこだわり通せたらなんでも楽しい、難しいことほど楽しい、そんなことを感じさせてもらえる、これも先週に続き、やはりラボって感じですよね。
データの読み込みはPremiereをあまり触ったことのない方も、その場で輔先生から基本操作を教わりながら、データを確認しました。実際に2つのカットをつなげてみると、そのタイミングもこだわりがいがありますよね。手の動きに注意したり、通してみたときの切り替えるタイミングなど微調整を加えていく楽しさも味わえました。そしてワークのデータを書き出しして回収。授業の最後に輔先生から、すぐにみなさんがワークで撮影したものを紹介してもらいそれを鑑賞。
また、授業終わりには、先週のチャレンジのアドバイスシートを輔先生が書いてくれていました。TAだけど実は課題を一緒になって提出した私にもシートが!家でじっくり読み返しました。輔先生ありがとうございます!
さて、今週の課題は「夜の光と影」、30秒以内。真っ白い画用紙に好きに絵を描いていいよと言われているような、好きなものや綺麗だと思うものを自由に作れるっていいですよね。まだ何を作ろうか考えていますが、この時間も楽しいです。課題のありがたみをひしひしと感じる、TAだけどちゃっかり今週もチャレンジを一緒に作ろうと思います。
(Writer:TA・水口宏史さん)