こんにちは!三浦結奈です。
今回で4回目。ということは最後の授業となります。
一眼動画シューティングラボのラストblogです!
今回のチャレンジの講評は、授業の一番最後になります!
ビデオグラファーコース、モーショングラフィッカーコースでは、
全4回の授業の後にファイナルワーク(卒業制作)を作って発表する機会が別にありました。
が、この一眼動画シューティングラボではファイナルワークがない代わりに、チャレンジを編集までしっかり仕上げて発表することが最後の課題となります。
そんな大事な発表は、最後の最後にとっておくということですね。
今回の授業内容は、
「レンズの違いを知る」
「光のちから、基本原則を知る」
「LOOK(ルック)をコントロールする」
「光の向きでイメージを作る」
でした。
この中でも特に実践も踏まえながら
時間をかけて学んだのが、LOOKのコントロールです。
今回は2種類のLOOKのコントロール方法を学びました。
まず一つ目は、カメラの設定を触ってLOOKを作る方法です。
ここでいうカメラの設定とは、シャープネス、コントラスト、彩度、ホワイトバランス、露出を指します。これらを基準値から自分の求めるLOOKになるようにずらしていきます。
私はシャープネス、コントラスト、彩度を自分のカメラでいじったことがなかったので、設定画面がどこにあるかを探すところからでした…!
まずは、りんごを使って撮影をしていきます。
3つのりんごの中から、1つ選びます。
りんごにもそれぞれ個性があるので、りんご選びから真剣です!
そのりんごを使って、「真面目な」「おそろしい」「エロティックな」という3つのお題を表現したLOOKを作ります。
このワークでは、カメラの設定を意図的に変えることをメインとしているのですが、プラスしてライトの位置や、撮り方なども工夫します。
ライティングが入るとやはり難しく、今までで一番時間が足りないワークでした!!
少ない時間で上手くできなくても、その中で撮れた精一杯のものをみんなに共有します。
上手く撮れなかったものは正直出したくないと思ってしまうのですが、
この場で共有すれば何かしらのフィードバックが武井先生からいただけるので、その瞬間、出して良かった〜と思うことができます。
続いて二つ目は、「光とかげ」でLOOKを作る方法です。
先ほどもライティングは行っていたのですが、
このワークではさらに光と影を工夫して利用します。
お題は以下の3つです。
①光を動かす →立体感やディテールの表現
②意図的に影を落とす →フレーム外の世界を生み出す
③光を追従 →フォーカルポイント強調
特に②と③に関しては、自分があまり意識的に使ったことのない手法だったので、とても新鮮で勉強になりました!
ここでラスト弁当をご紹介します。
亀戸升本さんの「すみだ川あさり飯」です。
真ん中に秘伝の辛味がついていて、武井先生は辛そうにしていましたが、
とても美味しかったです!
人物へのライティング、三点照明なども行った後は、
後回しになっていたチャレンジの発表です!
今回のチャレンジは、「撮影データをつないで、スローモーション作品を作ろう!」ということで、先週授業内で撮影した新宿御苑の作品を発表します。
こちらが私の作品です。
私のカメラでは120pまで撮影することができたため、
通常の20%のスピードまでスローをかけました。
スロー撮影は雰囲気もガラッとかわり、非現実的なイメージに振ることができました。もっといろいろなパターンのスロー撮影を、今後も試してみたいです!
これにて、一眼動画シューティングラボは終了です!
授業が終わっても名残惜しく、しばらくスタジオに残ってしまいました…
たった4回の授業でしたが、私にとってはとても密度の濃い4日間で、おそらく他の受講者も同じように感じていたのではないかと思います。
ここで得られた一番大きなことは、
撮影を気軽に楽しんでできるようになったことです。
この今の感覚を継続していけるように、
どこへでもカメラを持って、
たくさん撮影したいなと思います!
ありがとうございました!!
(Writer:受講生・三浦結奈さん)