こんにちは〜。今回もモーショングラフィッカー3回目の様子を齋藤がお届けします。

寒くなってきましたね。冬は苦手ですが、空気がスンッとしている今の時期は自然と背筋が伸びる気がして好きです。

【1.2コマ目】

さて3回目は、ジョグタイムで1週間の制作についてシェアしたのち、いよいよ6secondsの講評タイムです。13名全員の作品が出揃いました!

頑張った点や見てほしいポイントなど制作者が発表した後、鑑賞、先生の解説という流れで進みます。先生の解説では、プラスアルファでできること、プラグイン、エフェクトなどを紹介しつつ、進めていただきました。

テーマがなく自由な分、モチーフなど本当にそれぞれで、私の目からみるとクオリティの高い作品ばかり。

みなさん、ストーリーがあったり、動きがきもちよかったり、次から次へとシェイプが動いたりと特徴があってとてもおもしろかったです。

私はというと、いかにも習いたて感満載の作品ですが、先生は優しくいいところを探してくださいました。

先生もおっしゃっていましたが、自分の現状の力でどこまでできるのか把握することが大切で、やってみないと気づけないことばかり。

個人的には素材を集めるの(自作する場合も)って大変なんだなと新たな気づきでした。

やりたいことを具体的にイメージして、構成に落とし込むことも時間がかかって、これはたくさんいい映像をみたり、日頃のインプットが大切と改めて思いました。

ファイナルワークの心構えの意味でも有意義な課題でした!

2コマ目はグラフなどに動きをつけて視覚的にわかりやすくする、モーションインフォグラフィックスを学びました。

棒グラフにアニメーションをつけて練習していきます。

動き自体はシンプルですが、素材が多く、こういった場合のレイヤーの整理の仕方も教わりました。授業内でのワークでは、アニメーションをつけながら、随時ティップスやショートカットを伝えてくれるのでありがたいです。

今回新しく出てきたのはヌルレイヤーというもの。透明のレイヤーに他のレイヤーを紐付けることで、それぞれにキーフレームを打たなくても一括で動かすことができます。とても効率的。

前半戦はここでひと段落。

【お昼】

本日のお昼は亀戸升本の割烹弁当。

(キラキラ眩しいヒロ先生)

6secondsで疲労困憊(?)の身体に沁み渡る優しい優しいお味でした。

お土産もありがとうございました〜^^

【3.4コマ目】

午前の続きです。

親犬レイヤーと子犬レイヤーを紐づけて一緒に動かします。

動きをつけた子レイヤーに、親レイヤーの動きを合わせることで、複雑なモーションを簡単に作ることができます。

子犬の姿が目に浮かぶようです。

親子関係わかりやすくていいですが、親犬がいない場合でもヌルレイヤーを使うことで同じ動きができるそう。

キーフレームを打った後に位置など微調整したい時にも使えるようで、とても便利なヌルレイヤーです。

おもしろいと思ったのは、BGMの音量をキーフレームに変換できること。

ここにシェイプを連動させれば音に合わせたアニメーションがつけられます。

BGMと連動する動画って見応えありますが、これを使うのもひとつの方法ですね。

最後にニワトリワークで今日の内容を復習。

インストラクションもあって非常にわかりやすいです。

ニワトリの胴体、手羽、脚、ブランコそれぞれにアニメーションをつけていきます。

自然な動きにするためには部位ごとに調整しなければならず、1から数値を決めるとなると地道な作業だろうと想像します。

途中手羽を−50回転させてしまい大変面白いことになってしまいましたが、なんとかキュートなブランコニワトリが完成しました。

残りの時間は、プラグインを紹介していただき、今回もボリュームたっぷりな回となりました。

オプション講座を除くと、すでにコースの4分の3終わってしまいました。悲しい。。

怒涛の1ヶ月であることは間違いなしですが、ただただ知識を積み重ねていくだけの学びの苦しみとは違った心地よさもあります。

今回のチャレンジは”Animated Poster”を作ること。

楽しみながら、苦しみながらがんばりたいと思います!

 

(Writer:受講生・齋藤莉愛さん)