センスもスキルも、継続力すらあやしい非デザイナーのわたしがたどり着いたBYNDという場所は、想像よりも遥かに刺激的で温かく、力がみなぎるオアシスでした。
動画の中でもAfter Effectsを使うような、図形グルグル!文字シュッ!ちょっと3Dも!みたいなの楽しそう(安易)。あわよくば仕事に取り入れられたら最高なのでは?
すこしでも足を踏み入れてみたくて、夜な夜な布団の中で「モーショングラフィックス 独学」とか「社会人 スクール」とかネットサーフィンしまくってました。
ある程度長期間通うスクールもありますが気持ちもお財布的にもハードルが高く、でも独学ではやり切る自信もありませんでした。オンライン講座を購入するだけして満足してしまったり、フィットネスジムに入会したっきりお布施だけし続ける実績を持つ「継続力ゼロ」人間であることは自分が一番よくわかっていたからです。
そんな中BYNDは通学型かつ1ヶ月でなにやら実践的っぽい。短期間なのに卒業生の皆さんの作品は個性豊かで色んな表現をされている。これは…!と深夜ネットサーフィンのテンションそのままに申込ボタンを押下。
授業自体の素晴らしさは他の卒業生の皆さんの声のとおりで、単なる機能説明ではなく考えるべきポイントをしっかり教えてくださるので自主練習の際も応用がききやすかったです。毎週わかることがどんどん増え、とても楽しい日々を過ごせました。
そして環境面で付け加えたいのが、先生・スタッフの方々について。本当に何でも親身に答えてくださいますし、優しいし、応援してくれるし、心の底からBYNDを選んでよかったと思える方しかいませんでした。いつか恩返しできるような活動を続けられたらいいなあ。
そんな素敵な方々に囲まれて過ごす授業の帰り道では目に入るものすべての動きやデザインが気になったり、自宅でAfter Effectsをいじっては、もっと知りたくなって急に色んなアーティストさんの作品を見漁り気づいたら夜中だったり。これが噂の青春というやつなのでしょうか。
あっという間に卒業を迎えた直後、BYND OBの方が出演されるオンラインイベントがあると聞き、早速受講。基礎を学んだあとのほうが独学も格段に入ってきやすく「どの辺の勉強が自分に足りてないか」の基準が生まれているので、次はこれやってみようの道筋がとても作りやすくなりました。
ちなみにまだ全然ではありますが、ありがたくも現職で動画自主制作に挑戦させていただく機会を得られるなど、じわじわと、でも着実に何かが変わろうとしていると実感しています。
何事も遅すぎることはないし、やっぱり興味あることはとりあえずトライしてみるほうがいいよねということで、わたしはこれからも”BYNDER”として生きていきたいと思います。最後まで読んでくださったあなたとも、いつか同じBYNDERとして杯を、いや握手だけでも交わしたいです。
まだまだやりたいことが山積みだ。
楽しくなってきたー!
BYNDER:SAORI O.
COURSE:モーショングラファー/チューン・オブ・モーション(2024 WINTER CAMP)
WORKS:モーショングラファー