BYND公式ブログをご覧のみなさん、はじめまして。
この度、WINTER CAMPのブログを担当させていただく事になりました、佐藤です。


ブログ担当は2人体制で行わせていただく予定で、1回目は僭越ながら私から語らせていただきます。拙い文章ではございますが、お付き合いくださいませ。

 

 

【ブロガーの自己紹介】
普段はウェディング主体の演出アイテムを制作する会社で動画編集者やっております。「え?じゃあなんで来たの?」と思われますが、私の目的は2つ。自分の動画技術を学び直す事、そして個人作品を制作する事です。

学生時代にデザインコースを専攻していた私は、何を血迷ったのか映像制作会社へ就職。何故そんな事になってしまったのかは、またいずれどこかで。

動画の「ど」の字も知らない完全な初心者だった私はノウハウ本を片手に昼も夜も四苦八苦。そうこうしてる内にウェディング業界に興味をもち、現在の勤務先へ転職。「新郎様・新婦様のために動画を作って、お二人に喜んでもらえるなんて。こんなに幸せいいんだろうか!」とやりがいを感じる日々。

が、最近はなぜか企業向けの案件ばかり増えてきて。。あれ?ウェディング会社ではなかったかな?短納期でスピード重視の案件が多く、そのため素材を購入したり、力技で作り上げる方法で作り上げてきました。そんな雑に動画制作をしてきた私が個人作品など作れるはずもなく。

他の動画クリエイターと比べて力量不足と焦りを感じずにはいられず、「何か力を見につけなければ」と模索する日々が続いていたある日の事、勤務先の社長から新制度のお知らせで、BYNDを紹介してもらいました。経験者の自分も受けて良いか聞いてみると、「スケジュール合うならいいよ」とあっさりOK。その日のうちに受講申込みの流れとなりました。


【いざBYNDへ】
まずはビデオグラファーを受講し、卒業。
休日に撮影した動画を家で編集し、仕上がった作品に心はホクホク。自分のやりたい要素100%なので、普段の動画作りとは純度が違いすぎる!(お仕事の作品もきちんと愛を込めていますよ)伝えたい事を一心に盛り込んだ記念すべき1作目。何度も見返しています。

 

【ようやく本題】
そして時をおいて迎えたモーショングラファー。前説が長くなりましたが、ブログ本番はここからです。受講は12人、ビデオグラファーより多めです。前回と同じく自己紹介からスタートします。いきなり全員の前ではなく、まずは各グループ内で自己紹介をして、場の空気を温めます。

盛り上がってきたところで一人ずつみんなの前で自己紹介へ。人前で話す事は苦手な私ですが、リラックスして紹介できました。音楽を嗜んでいる方が数名。音楽と動画は親和性が高いですからね。(両方とも自分で作れるのって最強ではないですか?!)みなさん、普段のお仕事に動画を活用したい方が多い印象でした。

 

 

スクール内の照明の温かさも落ち着いた雰囲気を作り出して、この場にいるだけでおしゃれになった気分。並んでるヴィンテージなオブジェは以前から少し変わったかな?室内を眺めているだけでも面白い。

 

 

▼山本ヒロ先生

 

モーショングラファーの授業を担当してくださる先生。ビデオグラファーでお世話になった山本タスク先生と同じ苗字なのでヒロ先生と呼ばせていただきます。受講生のペースに合わせて難しいAfter Effectsを丁寧に説明してくださいます。

2コマ目はAfter Effectsを実際に触って、ワークスペースのレイアウト設定、プロパティの説明から。これはビデオグラファーでもお馴染み。必ず通らなければならない関門。初めて触る人はここをしっかり頭に留めておかないと、あとでぐちゃぐちゃになりがち。私も初心者時代は「とりあえずやってみよう」の精神に則り、適当にやりすぎて、名称未設定プロジェクトが乱立させたり、読み込みした素材ファイルを「もう読み込んだから必要ないよね」とゴミ箱へ放り込んでしまったため、あとで泣きをみましたね。懐かしい。

 

【お昼休憩】
午前のコマが終了して、お昼休憩です。そうロケ弁。
私は毎回この時間が楽しみ。なぜなら食べるの大好きだからです。本日のお弁当は駒春さんというお店で、3種類から選択可能。私は豚の生姜焼き弁当にしました。中身も撮影するはずが、蓋を開けたら食べ始めてしまい撮るの忘れてしました。。メインの生姜焼きだけでなく、ほかの副菜も丁寧な味付け、栄養価も考えられている献立で、とても美味でした!
すみません、次回はちゃんと撮ります、反省。

 

 

【午後へ突入】
コーヒーと飴ちゃんで一服した後、午後のコマへ。
基本操作を覚えたところで、ロゴアニメーションの作り方へ。BYNDロゴを使って、パーツごとに動きをつける内容です。一口にロゴと言っても、BYNDロゴは3つのパーツで組み立てられているのでグループで動く部分、独立した動きをする単一部分、時間差で動く部分と分割した動きを3秒の中に作っていけるので出来上がる頃には初めて触った人でもAfter Effectsの基本操作ができるようになっている。丁寧!わかりやすい!さすがBYND!

 

 

ほかの受講生を見てみると、同じグループの人は割とレイヤーの概念が分かる人が多いので、なんとかなっていそう。ほかのグループはどうだろう?みなさん、真剣な面持ち。

 

 

途中わからなくなっても、アドバイザーのお二人が様子を察してすぐに駆けつけてくれるのもBYNDならでは。ほかの講習会と違って、説明の途中でふと気になった事を質問できるし、説明の中にも動画の概念なども織り交ぜて丁寧に教えていただける。あとで気になっても放課後タイムで先生方に質問しに行けるから、その場で疑問モヤモヤが解消できます。

アドバイザーの方々も動画大好きな人なので、動画ネタで盛り上がる事も。これらがYou Tubeのチュートリアル動画やウェブ講習とは一線を画すところだと思います。

 

 

ロゴアニメ制作中に大事な事を発見。シェイプを5分割する際、スケールX軸に「1280/5」と入力。これ発見!恥ずかしながら初めて知りました。

ちょいちょいと明日から使える操作が紹介されて学び直しになってます。
ほらほら!こういうところが大事。こういうところを拾っていくために受講している私。耳をかっぽじって聞いていきます。忘れないようにメモも取って。先生がショートカット一覧を共有してくださいますが、自分でも紙にメモるのが昭和流です。

 

 

作った長方形を複製する際、気をつけないとシェイプレイヤーの長方形パスが複製されてしまう。先生曰く、やりがちとのこと。すみません、調子にのって複製ショートカットしたら、そのまま注意されたことをうっかり実行してしまいました。。
気を取り直して、パスを複製。教えていただいた5つの縦長パスを綺麗に整列させる方法がとってもスムーズ。なるほど!こうするのね。

プリコンポーズのショートカットも知りませんでした。本当、日常的に頭が凝り固まって思考停止している証拠だわ。こうして覚えたショートカットは一手一手、何度も使って手に馴染ませる事が時間短縮にもつながります。

 

 

そして授業最後に、今週のチャレンジ課題。大体仕組みは分かりそうだけれど、ちょっと時間がかかりそうなモーションがあるなぁ。分解して考えるのが楽しい。家で一人集中できる時間に取り掛かってみよう!

 

 

学生時代に戻った気分。改めて学びなおす事の大切さを実感した時間でした。

来週はもうひとりのブロガーさんからお届けします。お楽しみに!

 

(Writer:受講生・佐藤みずきさん)