現在通っている大学ではデザイン学科に所属しており、授業では企画立案をする機会が多いです。自分の考え、アイデア、活動を伝えるのに数値的データや根拠となる情報を論理的に淡々と並べるだけではなく、スムーズに魅力的に伝えることができないかと考えたときに、映像に対して可能性や必要性を感じていました。そんなときに、たまたまBYNDのサイトを見つけて学校説明会を受け、受講を決めました。
学生の身である私にとって、セッションは毎回とても刺激的でした。もともと要領が悪く、独学で手に取るテキストやサイトからは形にならない知識ばかりを詰め込んでいるようでモヤモヤしていましたが、セッションでは操作方法から具体的な演出効果などの実践的な内容を丁寧に教えていただけて、テクニックが自分の中でスキルに変わっていく感覚があり、とても楽しく学ぶことができました。またクラスには様々な業種職種の方が集まっていて、セッション中はもちろん、休み時間も普段大学では聞けないような現場の生の声を聞けたり、映像という一つの切り口からさまざまな意見に触れることができたりと、技術だけではなく空気感なども体感することができました。自分では気づけないことを発見し、考え、行動できたのは、お互いの作品を見たり話し合ったりすることができるクラスで行なっているからこそだと思います。受講前に想像していたもの以上のことを学ぶことができました。
修了課題に取り組む際、頭に浮かんだものをストーリー立てて可視化する作業はまるで新しい言語を使っているようでした。SNSでの情報発信が当たり前になった今、コミュニケーションツールとしての役割を改めて強く感じています。今後どんな活動をするのか自分でもまだ掴めていないところはありますが、BYNDで身につけたことをさまざまな場面で活かしていきたいです。
BYNDER:RENA T.
COURSE:ビデオグラファー/スケッチ・フォー・ビデオ/モーショングラフィッカー/チューン・オブ・モーション(2017 AUTUMN CAMP)
WORKS:ビデオグラファー / モーショングラフィッカー