あっという間に一週間。 水曜クラスの第二回授業です。

通称「魔の二回目」…
これまでのモーショングラフィッカー受講ブログにも何度か書かれた通称です。 その名前を、誰が名付けたかといえば…すみません、カリキュラム開発を担当した私です。


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全体概要を一気にさらってワークフローをつかむ一回目に対して、インプットを一気に詰め込む二回目。これにももちろん意味がありまして。

「インプットだけなら学校でやる必要がない」というのが僕の持論です。これだけ情報の溢れる社会で、インプットを集めることには、それほどコストがかかりません。

その中で、インプット重視の学校を行うことには大きな意味を見出しませんでした。 学校で、数多くのメンバーが集まって学ぶことの利点、それは「多数の視点でものづくりができる」「共有ができる」「共感ができる」ことです。


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そのためには、お互いの作品をアウトプットしながら、切磋琢磨する必要があります。


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同時に、アウトプットするためには、その前提となるインプットが必要なわけで… かつ、BYNDのテーマは「1ヶ月(全4回授業)」 これが何を意味するかというと、「二回目まででインプットのほとんどを終わらせてしまう!」ということなのです。このAfterEffectsの機能を!

※注:厳密には、2回目までにオペレーションを、3回目に演出技法を学び、4回目にアウトプット中心の授業となります。


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というわけで、今日は複数のコンポジションの使い方、シェイプレイヤー特有の機能、シーケンスレイヤーなどの補助機能、その他、その他、その他…と1日の中に余りあるボリュームを詰め込んだ回となっています。 当然、受講生の方々の頭はヒートアップ。


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それをいかにスムーズに見せるかが講師の技量と思いつつ、僕も色々考えながら先へ進めます。進める方は演出を。手を動かして学ぶ方は何度もなんども、それこそハノンかバイエルのように訓練を。


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指先でオペレーションができるようになって初めて、演出に頭が割ける、という認識のもと、皆さんにはハードな回を体験してもらっています。


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しかし、その回の後には、素敵な懇親会が。4回しかない授業、そして卒業制作まで入れても1ヶ月半しかないカリキュラムの中で、皆さんが横のつながりを、そしてこれからのご縁をしっかり作れるようにするために、皆さんと色々話ができて、親身にコミュニケーションが取れる場を大事にしています。

来週から始まるグループワーク、その前にインプットと懇親会(コミュニケーション)、この二つをしっかりエスコートすること、それがこの2回目の大事なポイントでした。 さあ、来週からは後半戦、がんばりましょう!がんばります!

( Writer:テクニカルマスター・山本 輔 さん )