チューン・オブ・モーション(ワークス・リフト講座)|Vol.2

< 今回の授業の流れ >

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▼ 事前アンケートに答える
・3Dトラッカーについて
・手持ち映像で立体や立体の文字が落ちているのはどうすれば良いですか?
・物が落ちる時などの自然な動きの作り方を知りたい
・写真(動画)の色味とかエフェクトを音とリンクさせることはできるのでしょうか?
・フリーの素敵な音楽のサイト知りたいです。
・実写映像と2Dモーションを合成するときに気をつけなければいけない点や、テクニックを教えていただきたい
・インフォグラフィックを作るコツ
・4コマ漫画を動画化する際、1コマ目、2コマ目へ移動するときのやり方
・ 動画の中から人物を抜き取る場合オススメのやり方はありますか?ロトブラシ?

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▼ ワーク1
事前に渡された40個の1秒の短いモーションの中から1つ選び、相手に身振り手振り(紙に書くのもOK)伝えて作成してもらう

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▼ ワーク2、ワーク1の確認
・動いているものをどう作られているか理解するか
・伝達されたものをどうやって形にするか

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▼ 音と映像を合わせる時のポイント
▼ モーションと音を合わせるテクニック TIPS
▼ ワーク3
BGMに合わせてモーションを、モーションに合わせてSEを作ってみる


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チューンオブモーション2日目

今回は受講者の質問に答えていく内容からスタートしました。
モーショングラフィッカーとチューンオブモーションを受講している方が、実際にいき詰まっていることや疑問に思っていることを解決出来る時間。


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一つ一つの質問に輔先生が丁寧に答えてくれたので、質問者以外の方にとっても勉強になる時間でした。

2コマ目のワークは難しかったですねー。 事前に渡されていた40個のモーショングラフィック素材の中から一つを選んで、それを相手に伝えて実際に作ってもらうという内容。 これは実際に現場で「こーゆう感じの作って!」と言われた時にそれをいかに読み取って作ることができるかということが鍛えられて、作っていく時に何が何秒でどうなるの?など、質問の仕方も工夫しながら、作りたいものをちゃんと映像にするという力が試されました。


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あと、伝える側をやった時には、この映像がどんな仕組みで作られているのか?を頭の中や紙に書き出して整理して、それをどう伝えたら相手が作りやすいか?なども考えることができ、制作力が上がるワークだったと感じました。


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3コマ目も同じく相手に伝えてそれを映像にしてもらう内容。少しレベルが上がって、動きが複雑になるので、2コマ目の内容を参考に、しっかり理解して整理して相手に伝えるということに気を使って進めていきました。


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4コマ目。 個人的にも音楽×映像が好きなので、音楽と映像をリンクするというのがこんなにも簡単にできて、しかも動きの種類もいろんなものを音楽にリンクさせて動かすことができることにびっくりしました。

2日間チューンオブモーションを受講して感じたのは、よりモーショングラフィックスに関する基本的なことを理解できたなと感じます。もちろん理解度はまだまだですが、モーショングラフィッカーコースでは、とにかく実践という感じが強く、それはそれで1ヶ月で出来ることをしっかり身につけていくということで身になった1ヶ月でした。

それに合わせて受講した今回のチューンオブモーションでは、モーショングラフィックスというものを一歩引いて俯瞰的にどんなことなのか?を理解してから、また実践的なことに進んでいくので、もちろん基本的なルールというのも理解できましたが、それを踏まえた上での自分の想像力やアイディアで広げていく幅が一気に広がったように感じます。


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(Writer:受講生・斎藤勇洋さん)