【2018.09.12 ビデオグラファー水曜クラス 第4回目】
ビデオグラファーセッション最終回!…に、諸事情で参加できず、他のクラスにお邪魔してきました。どうも、受講生の座間です。 お邪魔したのは水曜クラスで、10人中半数以上が女性という華やかさ。
個人的には同じ受講生の方と採用シーンの動画についてお話ができたり、元レンジャー隊員の方や通販会社で制作をしている方、「インドで働く!」という方などなど、いろんな方のお話が聞けたのがよかったです。
今日の撮影実習は神宮スタジオ「THE ROOF」!白を基調にしたオシャレなスタジオ内はもちろん、ウッドデッキのバルコニー、緑あふれる新宿御苑の背景、赤煉瓦の味わいある壁面、青い空に白い雲と、撮影にバリエーションを生む素晴らしいロケーションです。
今日は冒頭から撮影実習。ペアを組んでカメラマン&ディレクターと役割を分け、企画・絵コンテ・撮影・編集まで共同作業で進めます。テーマは「ナビゲーターの大野さんへ、お祝い動画を贈る」というもの。
解釈の自由度は高く、結婚祝いでも、栄転でも、出産でも、還暦でもなんでもOK。チームごと「何のお祝いにするか」のディスカッションから始まりますが、撮影のタイムアップは12:15、編集のタイムアップが15:00。制限時間があるためサクサク進めていきます。
撮影もチームごとに個性が分かれて面白かったです。うちのチームは「インサートカットをたくさん入れよう!」と決めていたので、2人がかりでギリギリまで撮影に勤しんでおりましたが、早々にきりあげてマッタリしているチームも。
かと思えば、しばらく姿を見ていないと思ったら花束という小道具を調達してくるチームなど。他のチームの撮影手法や視点、発想などなど、見ていて本当に面白かったです。
さて、撮影の終了と共に場所を変え、青山スタジオへ。こちらのスタジオには初めてきましたが、外観はこじんまりとした一軒家という佇まい。日本橋にある東京スタジオよりちょっと広めでしょうか。
内装は味わいある木目調で、ノスタルジックで心地好い……とか思うよりも先に、到着するなりロケ弁へ。情緒より食欲です。
時間制限に追い詰められながらの作業。必死です。
インサートカットのために沢山撮った素材も、ザックリ見てザクザク捨てて、とにかく形にしなければとイッパイイッパイでした(あ~大野さんにせっかくキュートにウィンクしてもらったのに、うまく使えなかったのが心残りです)。でも短時間で作りきる!みたいなのは、凄くトレーニングになると感じます。
何とか完成させて、全5チームの動画を上映。大野さんの「誕生日祝い」「引越し祝い」「旅立ち」「モデル」とテーマは様々でしたが、「その小道具をそう使ったか」「え、ここで撮ってたの?」「その発想はなかったなぁ」などなど、自分にない視点を得られました。
そして山本タスク先生の講評&講義タイムです。スケッチ・フォー・ビデオ以来のタスク先生でしたが、熱量と勢いは健在です!
個人的なポイントとしては……
■ワークスタビライザーで若干の横揺れを修正
なんて便利!でも多用は禁物。先生いわく「過信しないこと」
■秘伝の音録り方法
なるほど、これなら雑音入らない!
■シネマスコープの入れ方
これなら楽々!Photoshopで作るとか手間かけずいけるんだ~!
特に、インサートカットを入れる予定なら冒頭だけインタビューカットを撮影して、あとは静かな場所で音声だけとればイイっていうのは目からウロコ。言われたら全くその通りですが。そういう効率の良い撮影を進めるためにも、最初の絵コンテとか撮影計画とか大切だなぁと思いました。
今日印象に残ったタスク先生の言葉は……
「退屈させない動画を作っていくこと!!お互いを楽しませる動画を作りましょう!!!!」
卒業制作発表に向けて身につまされます(なんとか退屈しない動画が作りたい!)。卒制発表に向けてやるしかない!(できるのか!?) 以上、受講生座間よりお送りさせていただきました。 ありがとうございました!
(Writer:受講生・座間真澄さん)