Tune of Motion 2日目
去年の夏のビデオグラファー6回、今回のモーション6回と受講してきて、とうとう今日で最後の日です。

まずは質問コーナー。前日の受講後に書いた質問3点上がりました。
・アルファ、ルミナンスキーの使い方
・イラレとの連動
・曲の合わせ方

イラレとの連動は私の質問。私はイラレを使うことが多いので、オブジェクトをイラレでガシガシ作ってAEと連動できれば効率良いだろうな、と思ったもので。シンプルなオブジェであれば良いのですが、細かいオブジェが大量にある場合、全てがレイヤーで別れて読み込まれるので、AEでの管理が大変になる。結果、あまり効率的にならなそう。うーん。何かいい方法がありそうですが、この課題は先送りします。


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まずはスクリプトの使い方。通常「jsx」という拡張子が多いが、「jsxbin」の場合、スクリプトを読み込む際、使用可能オプションで「Adobe JavaScriptバイナリファイル」を選びます。

カメラシェイクというカメラがランダムに揺れる表現ができるスクリプトを当てます。そのエフェクトを配置したレイヤーの下全てに効果がかかります。これは何かと使えそうです。


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そしてプラグインの紹介。「ニュートン3」物理的な重力の動きを表現するプラグインで、これを自力でやろうとするとかなり大変。これは便利そう。ただ扱いがやや難しいとのことでビギナーにはややハードル高いのかな…。
続いて「SPRINGY」 これ最近欲しくてチェックしてました。その名の通りスプリング的なビヨンビヨン、プルンプルンする表現が簡単にできる。近いうち購入しよう。
ニュートンより扱いが簡単な「EASE and WITH」 スプリクトを追加するプラグイン。これは扱いが簡単なようで早速追加してみました。(まだ使ってないけど)

エクスプレッションワークの実践。コンポジションをループさせるというエクスプレッション。
続いて音に合わせた動きを付けるエクスプレッション。サウンドデータを読み込み、右クリックしてキーフレーム補助→キーフレームに変換してレイヤー作る。音データの変化がある所に大量のキーフレームが打たれる。
そして正円のオブジェを作成します。パスのウィグル→サイズ→オプション押しながら時計押す。そして音に紐づける。そうすると音に合わせて円が変化する!という。


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更にスクリプトの最後のところに「*3」と打ち込むと変化の大きさが3倍になります。円が動くだけでは物足りないので、新規平面にフィルタ極座標とフラクタルノイズを追加していい感じの背景の出来上がり。

ここでランチタイム


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平面の先ほどの続きで、エフェクトフラクタルノイズの回転をオーディオ振幅の両方のスライダーに紐づけて背景も音に連動させます。こうしてVJ素材のような音に合わせて動くグラフィックができました。iTunes のビジュアライザみたいな感じですね。

最後はグループワーク。


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2人1組2時間での制作。
架空の電力会社BYNDエレクトリクスのモーションロゴorプロモーションVを作るというもの。お弁当食べつつ相談しながら絵コンテを描いていたのでスムースな滑り出し。新しい電力の扉を開くという意味合いでどこでもドアをイメージした赤いドアを開くアニメーションにし、開けて中に入り電球が手前から奥へと。ドンと決まりロゴ。前半のドアの部分をパートナーのみやちさんにお願いし、私はロゴのカット。まずはイラレでロゴのデザインをし、SEを選び、音に合わせてロゴを動かす。


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みやちさんはうまいことドアを開けるアニメーションをヌルを使って作ってくれました。書き出しで何度かうまくいかず、TAさんの助けを借りながらもなんとかギリギリ時間以内に納品できました。やや詰めが甘い部分もありましたがいい感じのモーションロゴになったのではないでしょうか。

全員分の作品発表。
それぞれ特色あっていい感じでした。やはりモーショングラフィッカーだけではなく、今回のチューン・オブ・モーションを受けた成果が皆出てたような気がします。

最後だったので飲みに誘いたいのは山々でしたが、本日自宅に新しいMacBookProが届いてるはずなので、すぐにでもセットアップして課題制作に取り掛からないと、という焦りがあり、後ろ髪引かれながらもくもくの途中でスタジオを後にしました。ビデオグラファーの時は早めに撮影し準備してたので余裕かましてましたが、今回ばかりはやばいです。頭の中でイメージは出来上がってるのですが、それをどうカタチにするのかがぼんやりしてる。モーションはきっと手をかければかけるほどクオリティーが上がるのがよく分かったので、とにかく制作時間を作らねば。

チューンオブモーション、大変濃い2日間でした。これを受けると受けないでは大きな差がありますね。お世話になりました。

(Writer:受講生・八木克人さん)