こんにちは。8月31日といえば、全く終わっていない宿題と闘っていたあの頃を思い出して吐き気がしてくる塚田です。 せっかく大人になったのに、宿題と格闘することになった8月の最終週。気が付いたらもう31日になってしまい、3回目の授業が始まりました。
1コマ目は、前回同様、宿題の発表から。 今回は、6秒の動画作り。この宿題は過去のBYND生徒たちの作品がすでに並んでいるインスタにアップされます。下手したら、インスタ映えを競い合うオシャレ帝国で公開処刑される危険性があるわけです。私は怯えながら提出しました。
たかが6秒、されど6秒。物語や変化を入れるのが難しい中、アイディアを競い合うようにカッコいいものや面白いものが発表されていきました。ビジュアルクオリティも良く、インスタ映えしそうな作品たちばかりで、「いいね」ボタンが目の前にあったのなら、連打しすぎて壊しているところでした。
私の発表時に先生から、このブログのツッコミをいただいたので、私はめげずにこれからも先生をいじっていこうと思います。 今日も先生は1コマ目から楽しそうに熱弁していました。もっときれいに作れる方法なども教えてくれて、いつもながら終始役に立つ熱弁でしたが、今回は文字数が多くなってしまったので、名言をピックアップしません。笑 2コマ目は、いきなりグループワークでした。
2人1組で構図が書かれたカードを4枚引き、引いた順番通りの構図で構成した映像を作っていくというもの。構図から映像のストーリーを考えることはめったにないため、とても貴重で、頭の体操にもなる体験でした。
持参したカメラで映像を撮り、発表の15時までに編集も完成させるというのがルール。公園に撮りに行くグループや教室の近くで撮るグループなど様々でした。カメラを持って、教室の外に出る姿がみんな勇ましく、楽しそうで、その仲間に入れている自分がなんだか誇らしく思えました。
映像は写真とは違って、映したものはほぼ修正できないので、カメラ初心者の私は、限られた時間内にできるのか不安でしたが、何とか撮りたいものが撮れました。自分天才かなと一瞬勘違いしそうになりましたが、最初に構図を決めていたのでやりやすかったのと、カメラの性能が良いおかげだと思い直しました。現代の素晴らしい技術にハートマークを連打で送りつけたくなりました。
お昼は、教室に戻って、みんなでお弁当です。 今日は、「牛たん炭焼き 利久」のお弁当でした。撮った映像をどうやって編集するかを会議しながら食べました。
3コマ目は、せっせと編集作業。「これでいいかな?」などと色々話をしながら、みんなワイワイとがんばっていました。
15時、時間内に全グループ提出していたので、このクラスはとても優秀です。 みんな、クオリティはもちろん、演技力や構成力も高すぎて、主演男優賞と主演女優賞、監督賞を全員に授与したいくらいでした。床に薄っすらレッドカーペットが見えた気がしました。笑いの絶えないとても楽しい発表会でした。
4コマ目。とあるアーティストのMVを見ながら、どうやって作られているのかの解説がありました。
いつもなんとなく「カッコいい」などと思いながら見ていたMVですが、作る側の工夫を知り、映像の観察の仕方がわかりました。たかが照明、されど照明。小道具や撮影方法なども何から何まで計算されていて、何も無駄なものはなく、「カッコいい」と思わせるためには、画面からは見えることのない努力があるのだとひたすら感動。 そのあと、グループワークで使った構図のカードを2枚引いた先生が、その構図を使って、実際に撮影するところを見せてくれました。最後にちょっとした事件がありましたが、それはその場にいた人たちだけの秘密の思い出ということで。笑
今日は、「撮影」の勉強でした。来週はビデオグラファー最終回。またワークがあるようなので、最後にどんな作品が生まれるのか楽しみです。
(Writer:受講生・塚田めぐみさん)