さて、今日から2日間、サマーキャンプの増設クラス「チューン・オブ・モーション」の授業が始まります。モーショングラフィッカーに引き続き、伊藤がブログを担当させていただきます。
授業のはじめは、自己紹介です。
本コースの方では、初日に1人欠けましたが、今回はお馴染みのモーショングラフィッカーのメンバーで、全員揃っての自己紹介となりました。
みんな、1ヶ月一緒に習ってきたので、もうお馴染みですね。
この2日間は、わかりやすく言えば、これまで習ってきたモーショングラフィックに「適切」に音をのせていく、という授業を受けることになります。
つまり、適切に伝えることができれば、イメージを正しく伝えることができる、ということです。
正しく伝えることの大切さは、1限目の授業で習得しました。と言っても、パソコンは使わず、2人1組になって、相手に言葉だけで部屋の間取りを伝える、だけのことで、伝えられた相手はそれを絵にして書き出します。普段は、何気なく住んでいる自宅ですが、相手に伝えるとなると正確な場所を言葉だけで伝えることの難しさを実感しました。「向かって左」とか「ダッシュボードの左隣」と、目標とするものから具体的に見えるもの、把握できる位置を「言葉」にして向きで伝えるのが一番わかりやすいでしょうか。
次に、配られたカードに書かれたことを、ジェスチャーだけで相手に伝えました。まぁ、やってみて、言葉や文字のありがたさを痛感しましたね。
というわけで、音と動作により伝達を習得したところで、いよいよモーションに音を合わせていく、という授業に入りました。
これまで、モーションに何気なく音はつけてきましたが、音の波形に動きを合わせることは、やはり習わないと気づけないし、わからないかな、と思います。
例えば、音は波のように表されますが、波が小さくなるところ、波が大きくなるところでメリハリをつけて行きます。音楽が好きだと、モーションそのものより、モーションを動きに合わせていくことに夢中になってしまうかもしれません。
そしてお昼はお馴染みのロケ弁。
今回は、すき焼き弁当でした。
最後に、今日1日の総復習として、配られた音楽素材の中から好きな音を選び、それに合わせてモーションを動かす、というワークをしました。
正直、モーションの種類はあまり習得できていない筆者でしたが、音が入ってくると「作業感」から解放されて、ずっとイメージが広がります。するといろんなモーションが思いつくようになって、やっぱり音楽ってすごいんだな、人の心を動かすんだな、と改めて音楽の偉大さに気づかされるのでした。
(Writer:受講生・伊藤純子さん)