みなさん、こんにちは!
前回に引き続き受講生のタジマがお届けいたします、
『一眼シューティングキャンプ』2回目のブログとなります!

さて、前回のブログに続いて今回の内容は、
①具体的にはどんなスキルを学べるのか
②講習2日間のメンバーの成長はいかに
③講義を通して学んだ本当に大切なこと
の、3点についてお話ししていきたいと思います。

それでは、早速はじめていきましょう!


こんなスキル身につきます!


前回のブログでも書きましたが、このコースを一言でいうのであれば、
「一眼初心者でもプロカメラマンでも〈現場で使える一眼動画撮影のスキル〉を学べる」コースです。

それもそのはずで、2日間で7つのワークをこなしていくカリキュラムなんですが、
〈座学〉⇒〈ワーク〉⇒〈データ提出〉⇒〈講評〉の流れをどんどん回していくんですね。
つまり、インプットしたばかりの知識をすぐにアウトプットしてしっかり身体に覚えさせていくんです。
しかも先生がちゃんと丁寧にフィードバックをくれるんですよね。これがまた温かいんだなぁ…。絶対にやる気スイッチを入れてくれるんだよぁ…。


※撮ったらすぐに確認してフィードバックするスピード感


ではでは、さっそく7つのワークを一気に見ていきましょう!


①ワーク1:風景


※覚えたてのマニュアル撮影で果敢に挑むメンバーの後ろ姿は勇ましい


ワーク1では風景撮影を通じて、構図の考え方と三脚の扱い方を学びます。
よっしゃあバッチリ取れた!とデータを提出してモニターで見てみると…。
あれれ、意外と大きい画面で見るとプルプル揺れてるものなんですね〜。汗。


②ワーク2:人物


※は〜い、それじゃあTAKE9いきま〜す、ヨ〜イ、アクション!


ワーク2では人物撮影をしながらピント合わせを学びます。

モデル役が歩いて登場して、振り返ったときにピントをしっかり合わせるというもの。
これがまた難しいんだぁ。ちょっとでも前後にずれるとピンボケてしまうんだよなあ…。


③ワーク3:水


※大人の真剣な水遊び


ワーク3ではシャッタースピードを変えながら水の動きを撮影。
たかが水、されど水。同じ水を撮影しているんですが、
シャッタースピードでこんなにも表現が変わることにみんなびっくり!!


 ④ワーク4:時間


※その一瞬を逃さないように2人で協力


ワーク4では布を使って動きのある映像をスローモーションで撮影。
これはもはや誰もが憧れるスキルじゃないですかね。
ドラマティックな映像には欠かせない、なんともエモーショナルな演出方法ですよね!


⑤ワーク5:オブジェ


※クリエイティブな人たちによるクリエイティブな撮影会


ワーク5ではスタジオ内にあるオシャレな物を三脚を使って撮影。
カメラワークを駆使して画面の中でいかに魅力的な画を作っていくかが腕の見せどころ。
試行錯誤しながらより良い表現を目指していく、まさにクリエイティブな時間。


⑥ワーク6:白


※教室内を飛び交う「今なんケルビン!?」という謎の呪文


ワーク6ではホワイトバランスを学んで、「白色」とじっくり向き合う時間。
もちろん設定でオート機能がありますが、これもマニュアルで設定していきます。
どの白色に基準を合わせるかで印象がガラッと変わってしまうほど大事なスキルなんですよね〜!


⑦ワーク7:総合


※初めて使う機材もみんなで使えば怖くないっ!


さてさて、最後は今まで習った知識を総動員して自由に撮影する、まさに集大成の時間。
ここまできたらあなたはもう立派な一眼ビデオグラファーです!
設定はすべてマニュアルで調整し、伝えたいメッセージに合ったカメラワークでバシバシ撮って、はい撮影終了!
お疲れ様でした〜!


2日間のメンバーの成長はいかに


最終ワークの自由撮影も終わり、メンバーの作品を全員で鑑賞するお楽しみの時間。
一眼カメラ初心者の〇〇さんの作品を鑑賞しているときに、それは起きたんです。

タスク先生:「〇〇さん、これってF値どのくらいで撮ったの〜?」
〇〇さん:「え〜っとたしかF5くらいだったと思いますが…」
タスク先生:「これってホントにF5〜?」
先生の問いかけにザワつくメンバーたち。
中には自分のカメラで試し撮りをはじめるメンバーもいた。

これF5かな〜?いやF5だろ〜。
みたいなザワつきがどっと教室全体を包んだ時、
僕は思った。

「みんな、すごいレベルアップしているな…。」

この映像がF5で撮影されたものなのか?
たとえばそうであったなら、その時ISO感度はどのくらいだっただろう?
それからシャッタースピードは?ホワイトバランスは?

そんなことをしっかり数値で考えている僕がいた。
そして、それは他のメンバーも同様だった。


※一眼動画初心者も経験者もプロカメラマンも真剣な熱量はみんな同じ


講義で学んだ本当に大切なこと


ここまでブログを読んでいただいた皆さん、本当にありがとうございます!
最後に『一眼シューティングキャンプ』でタジマが学んだ大切な事について少しだけ。

ずばりその大切な事とは、
『色々な人の感性から生まれる作品の多様性』。

同じ「水」でもこんなに激しい映像になる。
同じ「布」でもこんなに優雅な映像になる。
同じ「白」でもこんなに気分が明るくなる。

ひとりで作品を作っているとどうしても表現がワンパターンになってしまって、
結局小さくまとまってしまうなんて事が僕にはよくありました。
今回、本当に色々なバックグラウンドを持つメンバーとオフラインで皆んなと撮影できたことで、映像表現の可能性をリアルに感じることができたと思います。

でも、それは今回の講義でしっかり実践的な技術を教わったからこそ最後に気づけた事。
そして、真剣なメンバーと一緒に試行錯誤して学べたからこそ気づけた事だと思います。
たった2日間ではありましたが、とっても濃い時間を過ごさせていただきました!
改めてBYNDの皆さん、クラスのみんなありがとうございました!


※夏休みの子どものようにはしゃぐ大人たちの、とある暑い1日



(Writer:受講生・田島 龍さん)