こんにちは、シオリです!
モーショングラフィッカーコース2回目の様子をお伝えします。
晴れ晴れとした気持ちで迎えた3月25日。

 

 

また雨でした。
雨降って地固まるという言葉もあるし、今回もこつこつ地固めしていきましょう。

BYNDでは毎回セッション本編に入る前に、「JOGタイム」という同テーブルの人同士でコミュニケーションをとる時間が設けられています。今回は「好きな映像・動画作品をシェアしよう」ということで各々のお気に入り動画を見せ合いっこ。

 

 

毎回くじ引きで決まる席で初めて会話する方もいる中、色々な作品を見て喋って緊張感が一気にほぐれます。

 

 

お子様がいる方が紹介してくれた「にょきの木」という東大赤ちゃんラボ監修の歌と映像の作品に興味津々。すぐ泣き止むと評判で流行っているとか。趣味だけでなく環境によっても見てるものって変わるのが面白いですね。ちなみにデジタルネイティブ世代いわゆるZ世代の次は“α世代”と言われているようで、正にこのようにSNSや動画を通してさまざまな情報を物心つく前から常にキャッチしてるわけですね。と老人ばりに思いを巡らせたりしました。

第2回目のメインテーマは「シェイプ」を使った表現。AfterEffects上でシェイプを描く機能で、シェイプレイヤー=モーショングラフィックといっても過言ではないともいわれる重要で奥深いツールのようです。

 

 

多角形ツールなどのシェイプツールを実際に触ってみます。シェイプツールに付帯する追加エフェクトを使ってさらに形状に変化を付けることができます。

シェイプが描けたら、キーフレームを打って動かせばアニメーションになります。ただ、動かすだけだと単純な動きで少し素っ気ない。ここで緩急表現をつけていきます。これが「イージング」。

 

 

単純な動きに緩急の波を加えて調整することで、いわゆる“プロっぽい”モーショングラフィックらしさが出てきます。

 

 

今回も完成イメージを見ながらもくもくと作っていきます。AfterEffectsってエフェクトの種類が沢山あって、どこまで手作業でどこからエフェクト機能を使ってるのか解らないですよね。うーむ、まだブラックボックスにしか見えない。

 

頭が酸欠になってきたところでお昼休憩です。
はい、こちらはみんな大好きランチボックス。

 

 

今回のロケ弁は

 

\みそみそさんの味噌漬け弁当!/

 

 

唐揚げはもちろん、付け合わせの切り干し大根みたいなやつがすごく美味しかった。


この日のランチライムでは武井さんのおススメ映像をエンドレスで流してくれていました。

 

 

アニメのOPだったりかっこいい映像を探す力も重要だと感じます。授業後におすすめ映像や作家さんをシェアしてくれるのがBYNDの有難いところです。

 

 

さあ後半スタートです。

 

3コマ目はテキストを使った表現を学びます。「歌ってみた」系の動画でよく見られる、歌詞の文字を分解してキャラクターアニメと合成したようなアニメーションを一度は見たことがあるのではないでしょうか。同じ文字を使っていても、海外ではアルファベットに大胆に動きをつけた「キネティックタイポグラフィ」の表現が多く、日本には日本語の特徴を活かした独自のトレンドがあるのですね。

まずはテキストレイヤーに付帯するアニメーターという機能を使って、BYND というアルファベットをまず動かしていきます。

 

 

文字をアウトライン化して、パスをいじったり、イージングを使ったり…
先に習った技が効いてきます。段々と複合的な技を繰り出せるようになってきたような…。
前述した漢字の分解については、「GG Bunkai」というプラグインも使うと表現の幅も広がってくるようで、他にもベーシックなプラグインを紹介してもらいます。

なるほど、AfterEffectsって言うだけあってエフェクトを駆使して自分の技に昇華させていく感じなのでしょうか。エフェクトの先に…。(因みにaftereffectという単語は余波とかいう意味らしい)

 

優しい差し入れのお菓子で糖分を摂取して

 

今回もあっという間に最後のコマに。

 

 

 

デモのモーショングラフィックを見てこれがどういう作りになっているかディスカッションしながら推理します。これまで学んだ表現方法の知識でどういうレイヤー構造になってるか、大体みんなわかっている感じ。見本を分析して、作ってみる。そんな感じで自信がついてきたとき、次の課題発表。

 

 

武井さん「6秒動画を作りましょう」

 

6秒!? いや急に崖からつき落とされる気分。過去の作品を拝見すると、皆さんレベル高すぎる…

 

 

ヒロ先生「軽く地獄を見てもらって」

 

 

「産みの苦しみを味わってみてください!」

 

爽やかなヒロ先生の声を忘れません。

 

ともあれ2回目無事終了。前回よりもレイヤー構造とエフェクトの使い方を理解してきた気がします。6秒動画課題「6seconds」、なに作ろうかなー。

 

(・・・・軽く地獄を見てもらって・・・・・)

 

 

 

May the Forcebe with you.

ではまた来週~!

 

(Writer:受講生・大倉しおりさん)