こんにちは、シオリです!

モーショングラフィッカーコースのメインコース最終日4回目の様子をお伝えします。

 

 

今日でヒロ先生の授業も最後。4回あっという間だったなあ…。
必死について行って必死に課題をこなしたこの4週間に名前をつけるなら「ギリギリ☆」って感じで、もっと余裕もって質問とか相談とかしたかったなぁと思うも後の祭りです。

今回も本編に入る前の「JOGタイム」では宿題の感想や卒業制作についての計画をシェア。

 

 

昨夜も〆切ギリギリ☆の23時に宿題提出した私ですが、結構みんなそんな感じだったり、卒業制作も何となくテーマは決めているけど具体的には決まっていないというのも共通していて軽く安堵。

 


 

不安もありつつ最後にどんな作品が揃うのか楽しみでもあります。

 

 

そして課題講評。

今回の課題は配布されたグラフィックデザインにオリジナルのモーションをつけるというものでした。これは個人的にかなり苦しんだ課題で、自律神経を病んでだいぶ取り乱した1週間を過ごしたのはここだけの話。(楽しくやろうAfterEffects♪)今回は同じグラフィックを元にしているにも関わらず違う作品に仕上がってくるので、返って個性が際立ったように思いました。

 

 

授業で習ったエフェクトを忠実に使いながら大胆なカット割りをしていてキャッチーな作品だったり、

 


 

さすがデザイナーというようなデザイン要素の加え方や、余白のとり方、見る人の視線の座らせどころが気持ちの良い作品だったり、

 

 

カートゥーングラフィックを使った。好きが溢れる作品だったりと、今回も刺激的でした。

 

 

私はというと、絵文字を使ったモーションに挑戦したくてやってみました。

 

 

最終日の授業はついに「3D」機能が登場。
3D機能を使うといよいよ奥行のある作品へと幅が広がってきます。

 

 

複雑そうではありますが、AfterEffects上ではレイヤーの3Dボタンをぽちっとするだけでオブジェクトが3Dレイヤーになります。

 

 

3Dレイヤーの円を重ねていくと、筒状に奥行ができます。更に「カメラ」という機能を使うと、3D空間の中でカメラ(視点)を動かすことができます。よく映画の撮影のメイキング映像とかでカメラマンがレールの上を滑りながら撮影するシーンを思い浮かべました。すごくかっこいい機能です。

 

 

3D機能を使う事で「視差効果」(=パララックス)が加わり自然な奥行き感を表現できるようになったり、

 

 

こんなかっこいいホログラムの表現までできるようになります。

 

 

ホログラムかっこいい。
毎回1コマ毎に新しい機能を知っていくので、「お~あんなこともできるこんなこともできる!」と喜ぶのですが一方で卒業制作への迷いが増えていくという側面もあったりします。

迷ったときはとりあえず、メシ。

ということでランチ紹介のコーナー。

 

 

今回のロケ弁は…

 

\ロケ弁界でも有名!金兵衛の銀だら西京焼き弁当/

 

折箱2段です。ずっしり。史上最重のお弁当です。元魚屋さんが目利きしたというお魚。脂が乗っていてフワッフワでおいしかった。そして和食が多くて嬉しいです。カラダにもやさしいBYND。

 

 

午後の冒頭には武井さんから知的財産権についてプチ講義をしてくれました。

 

 

イラスト、画像の知的財産権ってある程度わかりやすいんですが音楽作品って作者によってマチマチだったりしてわかりづらいですよね。それを“CCライセンス”※といって作者の意思表示をアイコンで伝えてくれているのでしっかり理解して使用する必要があります。

 

クリエイティブコモンズライセンス(CCライセンス)
CCライセンスとはインターネット時代のための新しい著作権ルールで、作品を公開する作者が「この条件を守れば私の作品を自由に使って構いません。」という意思表示をするためのツールです

 

基本的には「クレジット表記が当然」という気持ちでいるのがベターということ。自分達も作品を作る立場。作者へのリスペクトは大切ですね。

 

 

後半も3D機能を応用していきます。

「トラッキング」といって撮影した動画を分析すると、例えば車のナンバープレートとか隠し続けたい部分にモザイクを追従させたりできる機能があるのですが、更に「3Dトラッキング」という機能を使うと、

 

 

動画素材の中にデザイン素材を合成する「実写合成」の表現が可能になります。もう、単純にかっこいいですよね。

 

 

こうして充実の4日間が終わろうとしています。

最後にはヒロ先生が「自分だったら卒業制作に何を作るか」という作品を見せてくれました…!

 

 

く、くあぁわいい…
ヒロ先生の守備範囲の幅が広すぎて…。

 

 

数点のイラスト素材を使って見せ方でバリエーションを出したり、動きを付けたり、背景に模様を入れたり、限られた素材の中でリッチに見せる工夫が詰め込まれていました。すごいな~。

ヒロ先生、全4回の授業ありがとうございました!

 

 

そして、この日は授業後に「BYND Talk」という卒業生からの卒業制作のウラ側を聞けるイベントがありました。

 

 

お菓子と飲み物を用意して

 

 

さぁ、飲酒!武井さん万歳してる!

濃厚な4回の授業を終えて初めて和気あいあいとできた時間。いいですね。

 

 

卒業生の方の作品とプロジェクトファイルを見せてもらいながら、制作時の想いなど話して頂けました。クオリティが高すぎてビビる一方だったのですが、実際に制作の進め方のアドバイスを頂いてほっとしたり。ちなみに音楽を先に決めるといいという声を多く頂きました。

来週からオプションコース。そして卒業制作。

 

 

少しスイッチが入れ替わる音がしました。

ではまた来週~!

 

(Writer:受講生・大倉しおりさん)