はじめに
こんにちは!ビデオグラファー秋CAMPブログ担当のはるなです。今回からはビデオグラファーコースの2日間のオプション講座「スケッチ・フォー・ビデオ」の講座の様子をご紹介していきます!
▼私の自己紹介とビデオグラファー1回目の様子はこちら
https://hlywd.co.jp/bynd/2023/09/22/23autn_video01/
▼「ビデオグラファーコース」
https://hlywd.co.jp/bynd/videographer.html
▼オプション講座「スケッチ・フォー・ビデオ」
https://hlywd.co.jp/bynd/sketchforvideo.html
オプション講座って?
ビデオグラファー講座でビデオグラファーになるために基本的に必要になることは全て学べます。オプション講座で学ぶのは、作品のクオリティや応用力を上げるための表現方法。
動画で大切になってくる「音」と「色」の演出方法。サウンドトレーニングとルックトレーニングを2日間かけて行います。
基本的にはビデオグラファーのコースにオプションとして追加ができるコースになっています。(例外もあると思うので、こちらだけ学びたい方はぜひお問合せください。)
私は「コンプリートパック」というモーション講座とビデオグラファーコースがどちらも学べてオプション講座がついているお得なコースを受講した為、自動的に受講できました。
「動画のプロになりたい!」「しっかり学びたい!」という方は、このコンプリートパックが一番お得でおすすめですよ。
1日目はサウンドトレーニング
ビデオグラファー1日目の講座は「音」の勉強です。動画を作り始めてまず行き当たる壁の一つが、この「音」問題なのではないでしょうか?
録音環境、ノイズの入り込み、音質や音量の調整、BGM選び・・・などなど。音に対しての悩みは多かったりしますよね。
4回の授業を受けると、「音」に対しての追求心が湧いてくるはず。その音に対する知識をまるっと学べるのがこのオプショントレーニングです。
サウンド基礎概論
音にはストーリーを語る、リアリティを生む、インパクトを与えるという3つの効果があるのだとか。だからこそ映像の中でうまく扱うことが大切です。
一言に「音」と言っても、音には3つの音があり優先順位もあるそう。
プロの映像の世界には「音の専門家」がいます。でも、個人や少人数で映像制作を行う場合には全て1人でやらないといけません。
「dB」「Hz」などから始まり、まずは音に関しての基礎知識をつけていきます。
現役のオペラ歌手でもあり、これまで音楽に携わってきた音にこだわりのある輔先生から教えていただけます。
整音トレーニング
映像作りで当たる壁の一つが「聞き取りにくい」ことではないでしょうか?
ノイズが入る、音声ボリュームなどカメラ内臓のマイクで撮っていて「聞くに耐えない・・・」そんな経験をされた方も多いのではないかと思います。
撮影時のノイズを消したり、聞きやすくするためのpremiereプロでのハウツーを学んでいきます。私はよく環境音が映像に入っているのでノイズの種類に合わせて対処方法が学べるのがありがたい!
意外と知っているようで知らない撮影時の環境作りについても実際の事例を通じて教えていただきます。
インタビュー整音
声紋というくらい個人の声は特徴があり1人1人違います。まずは自分の声を確認!意外と自分の声って自分で聞かないので、変な感じがします。笑
話し方にも癖があって場合によってはマイクで拾いにくかったり、映像の世界観に合わせて声を少し整える必要があることもがあることも初めて知りました。
お次は、意図した声を作る作業です。ラジオのような雰囲気の声の作り方など画に合わせて意図した声を作る方法を学んでいきます。
今まで声を変える発想はなかったのですが、例えばモコモコして聞き取りにくい声など少し変化させるだけで途端に聞きやすい声になるから不思議!
見せたい方向性や本人のキャラクターに合わせて少し自分の声をいじってみたりと、なかなか楽しい作業時間でした。
輔先生はこんなお茶目な一面も!
サウンドデザイン
最後はとっても難しくて悩むBGM。「センスによらない」BGMの選び方を教えてもらえます。
音楽ってセンスで決まるイメージがありませんか?音源はたくさんあるし、正解なんてないし・・・・音楽好きな人はいいかもしれませんが、時間がかかって「もう嫌!」となりがちなのがBGM選び。
正直なところ音源サイトで音源を探すたびに「これ・・・欲しいものに当たるまでに全部聞くの?」とうんざりした人は私だけではないはず。
実はこの音源探しですが、なんと波形を見るだけで動画にハマるいい音源がわかるというのだから驚きです。
「あの膨大な時間はなんだったのか!」
「もっと早く知りたかったよ!」
と思うこと間違いなしです。動画制作時間が大幅に軽減されること間違いなしで、ここの部分だけでも私は受ける価値があると思うくらいでした。
VLOGにふさわしい音楽、ドラマにふさわしい音楽、ダンス作品に向くもの・・・など作りたい動画の方向性に合わせた音楽の基準がわかるようになります。
機材のお話
動画を撮影する際に絶対に検索したことや色々買ってみた経験がある方も多いのでは?最後はプロが使う機材のお話です。
作りたい方向性や予算感に合わせておすすめのマイクなどを教えてもらえます。ノイズキャンセリング効果の高いヘッドフォンが、自分が撮る動画の方向性によっては最適ではないことがあるという事実は衝撃でした。
予算感やカメラとの相性、作品の方向性など実際に直接対面で合って、見てくれているからこそ教えてもらえる貴重な時間です。
卒業制作やこれからやりたいことなどを話して自分に合う機材を聞いてみるのもおすすめですよ!
今日のロケ弁
BYNDで楽しみなのがロケ弁。本日のランチは都内の美味しいカレーで有名な「オーベルジーヌ」さん。
じゃがいもがまるまる1個入っている大満足なメニューです。甘口、中辛などありますが早い者勝ちです。
オプションコース おすすめの方
オプションコースはお悩みの方も多いと思います。クラスでも受講する人、しない人どちらもいらっしゃいました。
今回はオプションコース1日目の「サウンドトレーニング」は動画作りで音に悩んだことのある人は受講することがおすすめです。きっと、悩んでいた「音」に対しての編集方法やBGMのことなどは全て解決できるはずですよ。
本日のクラスの雰囲気はこちらから動画でご確認いただけます。
さて次回がオプション講座の最終回。カラー編となります。最後もお楽しみに!
(Writer:受講生・はるなさん)