こんにちは、BYNDの武井です。写真でお届けしているモーショングラファー8月クラス、ついに最終回の4回目です。
まずは前回のチャレンジ課題の講評から。配られた同じ静止素材を使っていても演出や動きが本当に様々。講師も驚いていましたが、どうやって作ったのかわからない表現も多く、クラスメート同士で作り方を聞き合ったりしていてとても盛り上がる時間となりました。
その後は本日のメイン内容でもある3Dの扱い方。とくに最近はAfterEffectsが3D機能に力を入れるアップデートを重ねていることもあり受講生のみなさんの興味関心も高い。急遽3D素材を読み込んでアニメーションさせる時間を設けていましたが、みなさん楽しそうに動かしていたのが印象的でした。
次は、動画をリッチに見せるちょっとしたテクニックやTIPSをお伝えしながら、なんとセッション最後には講師自ら「もし同じ期間で卒業制作を自分が作るなら」という内容で作られたデモ作品を紹介する時間もありました。今日のセッションを終えると「ファイナルワーク」という卒業制作を創作する期間に突入となります。講師からの背中を押す言葉を聞いて良い意味でピリッとした空気が流れる瞬間です。過去の卒業生もそうでしたが不安そうな目の奥にはみなさんからの力強いエネルギーを感じます。なんだか頼もしい。
そしてこの日は夜に「BYNDトーク」というイベントも開催。BYND PICKに選ばれた卒業生がファイナルワークについての進め方を話してくれたり、制作データそのものを解説してくれたり、こちらもとても濃い内容となりました。
作品制作には産みの苦しみもあるとは思いますが、その先には「作品」というすばらしいものが必ず手元に生まれます。ぜひ最後まで頑張っていきましょう。毎回ギュッと内容の詰まったセッションでしたがメインコース全4回、まずはみなさんおつかれ様でした。AfterEffectsで動かすことの楽しさ、原点ではありますがそこをぜひ感じながら最後まで駆け抜けてほしいと思います。