こんにちは!モーショングラフィッカーから数えると6回目になるAfterEffects漬けの1日!チューン・オブ・モーション第2回目の様子をお伝えしていきたいと思います!

今回は手を動かすワークの連続!5連発!モーショングラフィックスの醍醐味でもある音と動きの組み合わせをいろいろな方向性から作ってみることで、自分に合った作り方や重要なポイントを学んでいきます!

1、音と連動するモーショングラフィックス
AfterEffectsは音の音声なんかの波形を、図形の大きさと連動させたりといったことが行なえます。まずはその練習。


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連動させるにはピピッと線をつなぐだけ。
なんとも簡単なのですが、それではカッコいいモーションにならず。。


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エクスプレッションという機能を使って、簡単なスクリプトで動きを調整します。見た目むずかしそうで躊躇してましたが、ここに来るまでに既に数回出てきたので、少し見慣れました。 


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2、激ムズチュートリアルに挑戦!
そして次に行ったのは音とモーションを組み合わせたチュートリアルの実践です。 つまるところ、AfterEffectsがうまくなるには、世に出回っているチュートリアルの「量」をまずこなすことが大事なのだと語るたすく先生。BYNDも1日6時間かけてみっちりとやりますが、それでも足りないほどのディープな世界がモーショングラフィックスにはあるのだと思います。


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そこで、出来上がりを見ただけではどうやって作られているのか想像もつかないような複雑な表現のある動画を、チュートリアルを見ながら作ってみるワークをまず行いました。

たすく先生いわく、これさえできれば世に出ているほとんどのものは理解できるとのこと・・・!言われるがままにエフェクトをかけてかけてかけて・・・最初のうちは何が起こっているのかわからずもやもやすることもあるそうですが、何個もこなしていくうちに、あのときのあれはそういうことだったのか!という繋がりがあるそうで。人生ですね。


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3、MVのトレース
午後の一発目は、2人1組でプロのPVをマネしてみるワークでした。 これについては、「バンドがまずコピーをやって成長するように、モーショングラフィッカーも上手な映像をトレースしてみることが非常に大事」とのことです。なるほど。

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僕らのチームは実際にシェイプモーションが激しく入り乱れるMVに挑戦したのですが、それっぽく作ってみると、彼らと僕らでは「イージング」に大きな違いがあることに気づきます。 動きひとつひとつまでこだわることによってあの気持ちいい動きが生まれているのですね。


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グループワークは大変ですが、教室から笑い声が聞こえるようになるので好きです。


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4、音に合わせて様々な動画素材を組み合わせたモーションをつくる
そのあとはまず、サンプルの音楽に合わせていろいろなサンプルのシェイプモーションを組み合わせるワークです。単純な動きでもその配置や大きさ、数、それに速度の調整をつけることで全然違ったものに見えます。


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5、ロゴを使ったブランディングモーション
最後は配布されたpsdファイルと、大量の音声ライブラリを用いて、企業用の簡単なロゴモーションを作成するワークです。 絵に合った音を付け、それに動きを足していく流れで作っていきます。


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これだけ詰め込まれてもまだまだみなさん元気です。好きなことなので!(たぶん)


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こんな感じで怒涛の6時間、いい意味で脳みそ使ってヘトヘトです。 今日が最後の授業ですが、これが終わった後も自分で作り続けられるような工夫が随所にあったように感じます。さすがBYND・・・! 密度もこれまでで一番多くの内容をこなし、6週間前を思うと僕らのアフターの操作スピードの成長も感じます。

さてあとはファイナルを残すのみとなりました。
笑顔で終わることができるのか?!乞うご期待です。


(Writer:受講生・大庭広明さん)