BYNDを受講している方、これから受講を考えている皆様!

こんにちは!チューン・オブ・モーションのブログを担当させていただきますナカムタです。
フランス留学を目指す、会社員で1児の母です。今年の初めに約4年のフリーランスから社会復帰し、会社員になったのですが、周りの環境にも影響され、ずーっと自分の中に沸々とあったものに火がついてしまいBYNDを受講しました!!


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私は昔から、歌を作ったり、絵をかいたり、詩を書いたりが大好きでしたが、成長とともにどこかで『自分なんて』が大きくなっていて、本当にやりたいことよりも、周りが喜ぶことを選ぶようになってしまっていました。

そんな中、子育てもはじまり子供には自分の好きなことをいっぱいして欲しいと思うようになりました。そのためにはまずは自分が圧倒的な熱量を持って取り組む姿をみせたい!そう思って、美術の学校に体験に行ったのですが、やっぱり音楽もあきらめたくないし、かといって絵の要素もあきらめたくなし、お金も稼ぎたいし、と思っていたところ、実は動画はそのすべての要素と可能性がたくさん詰まっていることに気づきました。

そこで、出会ったのがBYNDです。短期集中で学べるところや、年齢や環境が違う仲間が集まって、学校のようにチャイムを聞きながら勉強し、同じお弁当を食べて過ごすという、新鮮でありながら、どこか懐かしい環境に惹かれ受講を始めました。

10月より、1カ月かけまずはモーショングラフィックスの基礎の部分を学んできました。そして、いよいよそのモーションに音を合わせるという『チューン・オブ・モーション』です!


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さてさて、まずは1コマ目!前半は向かい合った相手に『自分の部屋の間取りを一方的に伝える』というワークから。

自分の部屋の間取りの画は頭に浮かんでいるのですが、『自分で思い描くことを、相手にも共通の認識をもってもらう』ということがいかに難しいかを痛感しました。後半は、カードを引いてジェスチャーのみで、相手に何をしている瞬間か伝えるというワークでした。ついつい言葉で補足したり、オノマトペなどを使ったりとジェスチャー以外の要素を持ち込みたくなってしまい、伝える方も、とてももどかしかったです。これは、あとから考えると今後自分が作成するものを、正しく相手に伝えていくのはどんな要素が重要になっていくのかを考えさせられるワークでした。


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2コマ目は、先生から説明を受けたのちBEEP音/SE音にモーションをつけてみよう!という内容でした。自分で好きな音を選びシェイプレイヤーでつくった簡単な図形が音に合わせて動くというものですが、3秒もしない音と図形がぴったり気持ちよく合うように作るというだけでも、自分の実生活での感覚と知識の両方が必要で、私の頭の中は2コマ目にして既にオーバーワーク気味でした。

そして、出来た作品一人ひとりのものを発表するのですが、これがとても興味深く、もともと4つの音から選び各自好きな図形とその動きをつけていったのですが、受講生一人として、誰かと同じものをつくった人がいませんでした。これだけ一瞬の音でも、感じ方と表し方は全員違うことがとても面白く、一人として同じ人間がいないことを証明してくれたような気がしました。


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そして、私のBYNDでのお楽しみの一つ!お弁当の時間です。この日はまい泉さんのいろいろ弁当です!おさかなもお肉も、煮物も入っていて万年成長期の私には、とてもうれしいお弁当でした。


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楽しいランチのあとは、3コマ目!ここでは、音と動きを合わせていくにあたって、とーっても重要なことを講義とグループディスカッションで学びました!心地よく、見る人に没入感をもってもらえるような動画にしていくためには、見ている人が気づかないくらいのすごく細かい配慮がたくさん隠れているだと思いました。そんな風な目線で見ると、世の中の数々の作品は気遣いとこだわりの塊なのだということに気づけました。


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それでは、本日の学びの総括4コマ目!4コマ目は、1日で学んできたことをもとに、実際に短めの音楽に合わせ素材に動きをつけていきます。どこで音が大きくなっているか、どこでどんなリズムを刻んでいるか、どこで音の高低が変わるか、テンポはどんなかなど、波形と実際の音をもとに、素材を動かしていきます。見ていていかに気持ち良いか、かつ意外性や面白さをだすかは、想像以上に難しいのですが、コツやポイントを授業で学べたことは今後作品をつくっていく上で間違いなく役に立っていくのだろうなと実感しました。


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私はまだまだ手癖レベルになっていることが少ないせいかい、全体のイメージを実際に動かしていく過程にとても時間がかかってしまい、結局時間内には完成にはいたりませんでしたが、提出したものを発表する際、畔上先生が一人ひとりの良いところを丁寧に見つけ、ほめてくださるのでまた、引き続き頑張ろうという気持ちになり1日が締めくくれました。

BYNDの先生たちは、素人の下手な作品でも良いところをしっかり見つけて、全員の前でとてもほめてくださるところが私は大好きです。自分では、こんな作品恥ずかしいと思うようなものでも、作って人に出し続けること、作り続けるの大切さを教えてくれます。だれかの名言で『伝わらなければ、存在しないのと同じ』と言われますが、まさにその通り。作品をみているだけでは、どんなに多くの作品をみても一生見ている側にしかなれないので、表現したいとおもったら、手を動かして作品をつくるしかないんだなと実感しました。


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モーショングラフィックスの卒業制作に向け、先に音楽を決めてしまった私ですが、本日の内容をしっかり頭にいれつつ、作品作りにとりです!来週も見ていて気持ちいいかっこいい動画を目指して、しっかり学びたいと思います♪


(Writer:受講生・中牟田貴子さん)