こんにちは、2021年SPRING CAMPのモーショングラフィッカー&ビデオグラファーの卒業生の小西 快です。BYNDでは、沢山ブログを書かせてもらったり、現在はTAもやらせてもらっている、今年23歳の者です。

2021年、BYNDに通って、人生に新しい風が吹き始めました。

コロナ・パンデミックによって世の中の先行きが見えない中で大学卒業を迎え、同時に病気で入院を繰り返していた私は、自分と向き合う時間が人一倍ありました。その中で、これからの方向性を色々考えました。

コロナが来る前までは、自分は周りと同じようにスーツを着て、毎朝満員電車に乗って、ビジネスの世界で働くのだろうと思っていましたが、外資系IT企業でインターンをやっている中で、ちょっとしたことに気づきました。それは、自分のやりたいことはやっぱり、多くの人に喜んでもらえるような、大きなインパクトのある「クリエイティブ」なことなんじゃないか、ということ。また、コロナ禍に終わりが見えなかったこともあり、パソコン一台で家からでも仕事ができるデジタルなスキルを付けたいと思っていました。

そのなかでBYNDに出会い、映像の世界を知りました。最初は、姉の紹介でちょっとサイトを見てみたら、モーショングラフィックスやビデオグラフィーという、自分が人生で全く触れてこなかったスキルを短期で学べると書いてあり、すぐに「これ、良さげじゃん」と思いました。しかも、豪華なロケ弁付きで、おしゃれな雰囲気のスタジオで学べると知ると、「これ良いじゃん!面白そう。やってみようじゃないか。」とすぐに受講を決めました。

とりあえず全部受講して、表現の幅を増やそうという一心で、モーショングラフィッカーもビデオグラファーも受講を決めました。(もちろんワークス・リフト講座も)いざ受講が始まると、授業も楽しいし、ロケ弁も美味しいし、先生たちも優しくて面白いし、自分の作りたい作品を作ってそれが評価される環境が自分にすごくあっているなと感じ、「これなら早く通えばよかった」と思ったくらいでした。少し独学でモーショングラフィックスを勉強していた時期もあったのですが、Youtubeのチュートリアルをやろうにもなかなか難しく、一度諦めてしまったので、一からAfter Effectsの正しい使い方を学ベる環境が必要だと思った自分には、BYNDはベストでした。友達も多い方ではないので、他の多くの受講生の方と仲良くなり、色々なバックグラウンドを持つ方から刺激を受けられるBYNDを選んで良かったと思っています。笑

全く新しい映像の世界に飛び込んでみて、自分はどこまでできるのかが最初は全く未知数でした。それでも、授業を必死に受けて、自分でもたくさん良い作品に触れて、作ってみて、を繰り返す中で、映像の楽しさ (もちろん難しさも)、そして、自分の隠れていた才能に気づき始めました。自分で言うのもおこがましいのですが、なんとなく感覚でやってみた作品が、先生たちから大絶賛だったり、自分では何も考えず自然とできていたことが実はハイレベルなことだったり。褒められるともっとやる気になるタイプなので、作品を提出するたびに良いところをフィードバックとして評価してもらえたからこそ、モチベーションが持ち続けられ、楽しく映像と向き合えたんだと思います。

卒業制作を通して、映像全くの初心者でも、ここまでの作品が作れるようになるんだなあと、今振り返ってみて驚いています。今後は、なんらかの形で、モーショングラフィックスもビデオグラフィーも、両方頑張って行けたら良いなと思っていますが、この広い映像の世界では、まだまだこれからだと覚悟しています。それでも、映像の世界に飛び込むきっかけがBYNDで良かったと思っていますし、自分の新しい才能に出会うきっかけをくれたBYNDに心から感謝しています。

 

BYNDER:KAI.K
COURSE:モーショングラフィッカー/チューン・オブ・モーション/ビデオグラファー/スケッチ・フォー・ビデオ/(2021 SPRING CAMP)
WORKS:モーショングラフィッカー/ビデオグラファー