こんにちは!BYNDのオフィシャルブログを担当しています、木村彩香です。

前回のビデオグラファーコースに引き続きオプション講座のスケッチ・フォー・ビデオのブログも担当させていただきます。

このオプション講座となるスケッチ・フォー・ビデオでは、主に音について学ぶ「サウンドトレーニング」と色について学ぶ「ルックトレーニング」の全2回からなる授業となっています。

BYNDの本講座となるビデオグラファーコースで学んだ内容より、更に作品としての出来映えをあげるための内容となっていました。

今回は1回目となる、「音」についての授業でした。

私は、小さい頃から音楽が大好きなので、”音”に関しては身近にあるテーマだなと思い、授業を受けていて、とてもワクワクして、楽しかったです!!普段は意外と音に注力して自分の耳は聞いていないのだなという発見もあり、”音”の表現の深さについても知ることができ、音って面白いなと感じた授業となりました。





まず、1コマ目では、「音の基本要素」について知識のインプットをしました。

音の強さだったり、高さ、音色(波形)など、音の単位やどういう音が聞きやすくて、良い音なのかを中心に学んでいきました。

JOGタイムでは、ペアで「音」について自分が考えていることを話しあいをし、自分って意外と何気なく音を聞き流しているのだなと思い、またペアだった人は、音に関して強い拘りを持って聞いているのだなと、色々な感じ方があるのだと思った時間でした。

音の役割は「ストーリーを語るもの」「リアリティを生むもの」「インパクトを与えるもの」という、なるほど!と思うような話しだったり、3つの音を「言葉」「SE」「BGM」と区別して、それぞれどのような音でどのような役割をもっているのかについても学びました。

音に関して、大量に知識をインプットした後は、実際に1人ずつ自分の声を録音し、自分がどのような声質をしているのかを知るワークをしました。

自分の声が普段どのように聞こえているのか、また、周りにどんな印象を与えるのかをPremiereProの画面で、音の高さや強さを見ながら、音の分析をしていきました。

自分がどんな印象を与える声なのか知れて面白いなと思いました!



沢山座学について学んだ後の2コマ目では、PremiereProを使い、オーディオについて、実際の編集画面を見ながら、音に関してのエフェクトの使い方を学んでいきました。

「パラメトリックイコライザー」という用語が出てきたり、「クロマノイズ除去」や「リバーブ除去」など細かなノイズを消す方法など、色んな雑音が入る中で、良い音を生み出す手順を教わりました。

また、少しだけ屋外に出て、自分の声・会話を録音して、実際にPremiereProの画面を使い、ノイズをとる作業をしていきました。

ちょっとエフェクトをいじるだけで、だいぶ印象が変わったり、ノイズがなくなったりと、さすがPremierePro!となりました(笑)



午前2コマの授業が終わり、お昼休みへ。

本日のお昼ご飯は魚がメインの和風お弁当でした。今回も美味しくお昼をいただきながら、色々な映像を見る時間となりました。



午後の3コマ目と4コマ目では、実際にPremiereProを使い、午前で学んだ内容を意識しながら、音をメインに、自分たちで編集する時間へと入っていきました。

BYNDが撮った映像を用いて、動画の分析をしたり、ピンマイクを使った動画だったので、音を綺麗にする作業の仕方を先生と一緒に画面を見ながら、自分たちの手を動かしていきました。

また、事前に用意された動画素材を使い、環境音とBGMを上手く調整しながら、自分だったらどういう音にするのかをワークを通して音に拘った動画を作ることを実践していきました。

環境音が大きすぎても動画としていいものではなく、かと言って、動画をより良く見せるためBGMも必要だったり、動いている映像とのタイミングを合わせたりと、音の微調整がとても難しいなと感じたワークでした。



今回、オプション講座にて一通り音について学んだことで、音って奥が深いのだなと感じました。動画をより良く見せる為に、音に拘って作ることで、更に良い映像になるなと、ワークを通して体感することが出来ました。

今回の講座で学んだことを活かして、更に良い動画を作れるように、卒業制作の仕上げの出来栄えをあげられるようになりたいと思いました!

次は、色についての講座ということで、次回もどんな授業になるか楽しみです!

(Writer:受講生・木村彩香さん)